●QUADROPHENIAの波の音
波は高くその音はとてもタイトです。

ジャリなので座っても砂浜のようにジーンズが汚れません。このブロンドのお二人、海を見て何を話すのやら・・

今では立ち入り禁止になっています。

立ち入れるのはウミネコだけのようです。


ブライトンと聞いてスクーター好きな方は“ピピッ!”と来ますよネ?そう映画QUADROPHENIA=『さらば青春の光』でモッズとロッカーの大乱闘シーンが撮影された場所です。また映画のオープニングシーンやWHOの同名の2枚アルバムの中でも多数フューチャ―されている波の音も、このブライトンからインスパイヤされているのではないでしょうか?

この『ブライトン』と言う場所はロンドンから電車で1時間弱、高速バス(コーチ)でも2時間弱と非常に立地条件が良く、その為、現在ではロンドンにお勤めの人達のベッドタウンになっているそうです。映画の中でジミーが『夜明け前にロンドンを出た』と言っていましたが、スクーターでツーリングして“イイ時間”にブライトンに到着しようと思ったら、正にズバリのタイムテーブルです。映画とは言えお見事です!
映画のシーンでは、クラブの2階から飛び降りて追い出された翌朝、ナーバスに座り込んで海を見ているジミーが、この“ウエスト・ピア”と一緒に写し出されています。ピート・タウンゼントの悲しいギターの音色に乗せて、波の音が最高に際立つ僕の大好きなシーンです。


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波の音がタイトなのは恐らく日本の海辺の砂浜とは異なり、一面にジャリが引き詰められているからではないでしょうか?「ザッパーン」と言う映画のオープニングシーンさながらの音を聞く事が出来ます。

古いたたずまいが残る路地裏。今にもジミーとステフが飛び出して来そう!

希望者にはピアの中を公開しています。僕は泳げない上、高所恐怖症なのでパスしました。

こちらが新しいピアです。その名も“ブライトン・ピア”海辺の一大アミューズメントです。