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参考になるかどうか ?
分かりませんが、タクシーの情報を少々・・・
空港では、必ずと言ってイイ程、タクシー専用の 『客引き』
がいます。殆どの場合、役割分担がされており、 『客引き』 が 『タクシー・ドライバー』
のトコまで案内してくれます。
実は旅行前、『JTB』
で運賃の相場を調べてもらったことろ、市内まで5ドルだと言う事でした。で、僕の場合は、『客引き』 から、その倍の
『10ドルでどうだ?』 と “ふっかけられた” ので、少し値切って『8ドル(微妙・笑)』
でお手打ちにしました。
実際のトコ、空港には 『スリ』 や 『置き引き』
も多いので、『まともそうなタクシー・ドライバー』
だったら、早めに決めて、この場から離れた方がベターと言えます。
ただ、客引きが無認可の、俗に言う 『白タク』
へ案内したら、絶対に乗ってはダメ ! どこへ連れて行かれるか分かりませんよ
(←マジで)。十分、注意して下さい。
とは言え、実際は、相場がよく分からない部分もあります・・・と言いますのも、ホテルのロビーで空港までの運賃を聞いてみたところ、『15ドルが相場』
だと教えられました。
ともあれ、旅行の際は価格も大切ですが、自分の納得出来るサービスが得られるか ?
安全で快適か ?
等と言った事も加味した上での価格交渉が大切です。ケースバイケースですが、何でもかんでも、値切れば済む問題でもないと思います。難しいトコですね・・・
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Saigon
Scooter Centre このゴールドにペイントされたスクーターは原型を留めておりませんが(笑)
『イノチェンティのGP200』 との事、エンジン内部は、『UKのTSキット』
を組み込んであるそうです・・・
外観の、『バーバンドル』、『サイクルフェンダー』、『ツイストタイプのフロントフォーク』
等、全てベトナム生産のパーツとの事です。
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Saigon
Scooter Centre こちらは本物の 『SX200』
だそうです。オーナーの方のお話では、現在、ベトナム国内に 『オリジナルのSX200』 は、『この2台しか現存しない』
との事でした。
業界の第一線のプロの言葉ですから、信憑性は高いと思います。 では、なぜ、『ベトナム』
から多くの 『SX200』 が、現在もデリバリーされているのか ?
不思議に思い尋ねたところ、全て、コピーモデル、いわゆる、日本風に言うトコのパチ物だそうで、外観パーツを 『ベトナム』 で
『モデファイド』 しているとの事・・・勿論、ここのショップでは、『レプリカのモデファイドマシン』
と表記して販売していました。
ちなみにピカピカの 『TV200仕様』 があり、『エンジンはSILの200』
を搭載、『フロントはフローティングディスク』、『レーシングマフラー』
搭載のレストア済みで、日本円で約50万円強でした。
ベトナム製と言う部分を気持ちの中で消化出来る方なら、案外、安い買い物ではないでしょうか
? 僕はダメですけど・・・(ゴメンなさい・・・)
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Saigon
Scooter Centre こちらも原型を留めない (笑) 『GP200』
です。エンジンの心臓部は 『UKのTS製』、 『230ccキット』
を組んであるそうです。
他の外装パーツから組み立てのレストア作業に至るまで、全て 『ベトナム』
での仕事だそうです。
チェーンケースの彫金もベトナム製とは驚きですね・・・
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Saigon
Scooter Centre ヨーロッパでは比較的よく目にする
『LAMBRETTA』 の 『F』 ですが、『ベトナム』
では大変にレアだそうで、現存するのは、この1台だけとの事・・・
これも 『ベトナム』
でレストアされた1台です。ヨーロッパ仕様とは異なる仕上げになっていますが、なかなかキレイにレストアされていましたよ。
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前ページで、急きょ、『ホーチミン』 へ出向いたと書きましたが、その“急きょ”とは、工場に送った製作用の 『パーツ・サンプル』
をなくしてしまったらしく、作業が頓挫しているので、その 『パーツ・サンプル』
を再度、届ける為なのです。 でも、それだけではありません。もうひとつ大切な事があるのです。それは、お金 (製作費、金型代等)
の支払い・・・
『ベトナム』
への送金は結構大変で、郵便局から送金した場合、1ヶ月以上もかかりますし、100万円以上を送るのは紛失を考えると怖い・・・勿論、クレジットカードやペイパルもダメ・・・唯一、『スルガ銀行』
を介して、『ホーチミン』 の 『ウエスタンユニオン銀行』
への送金が可能なのですが、詳細を調べて見たところ、登録まで約3週間、それに100万円を送金したら、5%くらいの手数料がかかるとの事。
コレなら、少しお金を足して、航空機の
『ディスカウント・チケット』 で 『ホーチミン』
へ渡る方が断然賢い。 オマケに、航空機の手荷物で運ぶ事が可能な、20Kg分のパーツを、スーツケースに入れて持ち帰れば、EMSの送料なんて簡単に相殺出来ます。勿論、紛失した
『パーツ・サンプル』 も手渡し出来ますし、美味しいベトナム料理を食べる事も出来ます。
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忙しい中、無理をしてでも海外に行くのは、気分転換の意味合いもあったりします。 『ベトナム』
は 『フランス』 の統治が長かったので、パンやスイーツも絶品です。生クリームが一杯かかった 『ストロベリーシェイク』
は最高でしたよ。
どこの国へ行っても、素敵なカフェを見つける度に入ってしまいます
(笑)。日本では忙しくて、カフェのハシゴなんて考える余地もないのが現実ですから・・・ もっとも、おっさんがカフェのハシゴってキモいでしょ
(笑)。 | |
とにかく、色々と上記のような事が重なり、葛藤 (笑)
の結果、普通の方なら、恐らく銀行送金で済ますところでしょうが、僕は性格上、自分で動くのが好きなので、最終的に多少高くついても、『ホーチミン』
へ出向く事にしました。 でも、その分、ソコでしか感じる事の出来ない空気を楽しめたり、自分の興味があるモノを、自分の目で見て、自分の耳で聞ける幸せがあるのは、言うまでもありません。
で、仕事の内容はさておき
(企業秘密なので・笑)、今回は 『SCOOTERING MAGAZINE』 に、毎月セクシーなお姉〜さんの広告を出している、『ホーチミン』
のスクーターショップ 『サイゴン・スクーター・センター (Saigon Scooter Centre)
』 へ行ってみる事にしました。勿論、取引がある訳ではなく、住所はサイトを検索して調べる始末・・・ (苦笑)
。
事前情報としては、最近ギャラリーを開設したとの事、とにかく、その 『ギャラリーさえ見学させて頂ければ』
・・・ その一心でタクシーをチャーターしました。
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Saigon Scooter
Centre 頑丈な要塞チックな外観です。まぁ、治安を考えれば仕方がない事かもしれません。 空港から近い場所ですが、裏路地の昼でも暗い、少し緊張感のある場所にありました
(笑)
。
アポなしで行ったにもかかわらず、心よくギャラリーを見学させてくれた上、Tシャツまで頂きました。 本当に個人ギャラリーと言った感じで、小ぢんまりとして、いい雰囲気です。
『VESPA』
や 『LAMBRETTA』 だけでなく、『ホンダ』 の 『シャリー』 や 『スーパーカブ』
等、日本の小さなバイクも展示してあり、オーナーの方の趣味性が伺い知れます。 『ベトナム』
でこれだけのラインナップを揃えるのは大変だったと思います。
| 結局、タクシーの運転手さんも、道に迷いそうになる程の
(笑)、裏路地でしたが、住所を丹念に調べてくれて、ようやく、到着したって感じでした。
建物全体は、洋風な外観で、フランス統治時代の名残かな
? 何て思って見てしまいました。 大変に素敵なたたずまいで、羨ましいの一言につきます・・・
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Saigon
Scooter Centre 『Excelsior Spryt military version』 と言う、『1944年製』
のミリタリーバイクです。『フレンチVESPA』 の 『TAP』
同様、パラシュートで戦場に降下させるモデルです。
見た目が 『corgi』
のようですが、そのあたりを聞いてみたところ、『コーギーには灯火類が装備されているが、これには装備されていない』
と教えてくれました。 奥が深い・・・
大変にレアなバイクで、当然の事ながら、『ベトナム』
には、この1台しか現存しないとの事です。
| | いかがでしたでしょうか ? 素敵なギャラリーでしょ !
オーナーの方はイギリス人で、本当に親切な対応で、いかにも紳士の国の方と言った感じでした。若い頃、アポなしでイギリスの色んなお店を見て周った時の事を、ふと、思い出してしまいました・・・
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Saigon Scooter Centre 『ギャラリー』
後方から撮影した1枚です。 奥のガラスが前方入り口になる訳ですが、治安の関係でしょうか ? このテの 『ギャラリー』
にしては、珍しく 『マジックミラー』 になっていました。 と、言う訳で、『ギャラリー』
内部の様子は、外からは見えません・・・
| | さて、次のページでは、この 『Saigon Scooter Centre』 の近くにある
(地図で見たトコ)、ピッカピカの電飾で飾られた、さながら 『モッズのデコスクーター』
のような仏様があると言う、『ダイヤック寺』
をご紹介したいと思います。
日本で購入したガイドブックの写真は、それはそれはイカしていたのですが、実際には・・・
つづく→ |
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『ホーチミン』
と言えば、100万台近くのバイクが走っている事で有名ですが、その様子は、想像を絶するモノだったりします (苦笑)
。 まるで、バイクの川です。イヤそれ以上かな ?
バイクの洪水と言ったトコ・・・中にはバイクの土石流のような場所もあり、正直、恐怖さえ感じる程です。(←マジで・・・)
で、そんな中、信号の無い交差点も間々あります・・・ 写真の赤い○の女性は、川のようなバイクの流れの中に、勇敢 ?
にもVESPAのGTS系で割り込んでいました。 スゴイとしか言いようがないですね・・・
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バイクが多い 『ホーチミン』
とは言え、そう簡単に 『古いVESPA』 に遭遇する訳ではありません。
この 『VBB』
の10インチカスタムなんて、なかなか見る事がありません。かなりラッキーだと思います。
それにしても、ノーヘルで走る
『VESPA』 って、気持ちよさそうですね ! 絶対に日本じゃ無理だけど (苦笑)
・・・
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Saigon Scooter
Centre
左が 『1968年式 マラグッティ
サイゴン50cc』 です。なかなか日本では見る事のないスクーターです。デザイン的には 『ツェンダップ』 とか
『イソ』 に近いですね。
右はご存知、『GP200』 です。インド物ではなく、本物の 『イノチェンティ』
だそうです。 ベトナムで確認されている、本物の 『GP200』
は、このギャラリーにある3台のみとの事です。
当然と言えば、当然です !
ギャラリーですから、インド物を飾っても意味がないですからね・・・
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Saigon
Scooter Centre 『90SSのレプリカ』
です。 一見よく出来ていますが、日本で一番 『90SS』 を見ている僕としては (笑)
、申し訳ないのですが、完成度は非常に低いと言った感じ・・・
特にハンドルのドロップ角度、レッグシールドのカットダウン、タンクパッドの形状、シートのデザイン
etc... 言い出したらキリが無いのですが、恐らく、他のスクーターを見て頂ければお分かり頂けると思いますが、オリジナル感や各部のディティールにこだわると言った事は一切無いようです。
どちらかと言えば、その雰囲気を楽しむと言った仕上げです。まぁ、今の時代、ソレも
“有り” なんでしょうね。
他のカスタムスクーターは素直に見れるのですが、『90SS』
は大好きなモデルなので、少々、辛口になってゴメンなさい・・・
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Saigon
Scooter Centre ベトナム的な表現ですと、『VBB』、日本的に言いますと
『スタンダード』 です (笑) 。
こちらも原型は留めておらず、ベトナム生産の
『メッキフェンダー』、『メッキサイドパネル』 を装着しています。しかも 『10インチ』
になっています。こうなると、日本人的には、『シート』 は『ディアルシート』 にして、『GS風』
な外観を狙うトコですが、『シングルシート』 が着いているトコがホーチミン流かな ?
よく見ると、フロントには
『FL2のディスク』 が入っていました。妙に格好イイ 『VBB 』です
!
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Saigon
Scooter Centre 『LAMBRETTA-LD』
です。 別段、レアなモデルではありませんが、整然と並んだ 『ギャラリー』
内で見ると、やたらに格好良く見えるので不思議です。 こんな姿を見ると、1台欲しくなるな〜(笑)。
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