『ナガタニ展望台』 へ行くまでには、親切な案内標識がいくつも出て来ます。

最初は問題ないのですが、途中から倒れていて、方向が空を向いているモノや、草むらの中で、全く確認の出来ない標識も多々ありました(苦笑)。
まぁ、“島ですから” ご愛嬌と言う事で・・・


『ナガタニ展望台』 の “展望台の下” 部分になります。
サークル状に整備されており、もの凄くキレイな景色を臨む事が出来ます。

上に上がって見るより、こっちの方が、前に高い柵が無い分、随分と景色に迫力があります。






海岸線のいたる所で、キレイなひまわりを見る事が出来ます。

夏の雰囲気を盛り上げてくれる、必須アイテムと言っても過言ではありませんね。

ひとつの花で、『カナブン』 と 『蝶』 が、一緒に蜜をとっていました。何とも微笑ましい光景です。


こちらの写真が『正月鼻古墳子公園』へ行く為の階段があった場所です。

多少の事なら、歩いて行きますが、コレは無理でしょ・・・
罰ゲームじゃないんだから、この雑草の中を歩く理由が見つからない・・・

いては 、標高125mの 『長谷山』 の頂上にある、『ナガタニ展望台』 へと行ってみました。
普通、展望台と名が付けば、キレイなハイキングコースとかを、想像されるかも ? しれませんが、ここは別・・・

見渡す限りのミカン畑の合間を縫い、まさにスイッチバック方式よろしく、山頂を目指す事になります。

途中、案内標識が、何個か出て来ますが、非常に分かり難く、草に覆われているモノもあったりして、標識を見てしまうと、あえて混乱を招く、さしずめ 『チキチキマシン猛レース』 のようなアリサマ・・・ (苦笑)。
とは言え、このイージーさが、離島の魅力ではありますが・・・

『ナガタニ展望台』 です。
ミカン畑を縫って上がった場所に、まさか、こんなコンクリートの無機質な建物があるとは思いませんでした。
前衛アートのオブジェにも見えるのが、凄いところ・・・

ちなみに、4〜8月の夜間はライトアップされているとの事ですが、どんな感じに見えるのでしょうか?
気になるところですね。


いかがでしょうか ? 『ナガタニ展望台』 って、なかなかイイと思いませんか?
思った以上に景観も良く、建物も無駄にCOOL (笑) で、何だか、得した気分になり、気持ち良く、次の目的地、 『正月鼻古墳公園』 へと向かう事が出来ました。

『正月鼻古墳公園』 へと向かう途中の海岸線での事・・・明らかに、戦争中の建造物と思われるモノに遭遇しました。

機銃を置いていたのか? それとも、見張り櫓のような役割をしていたのか? 僕には知る余地もありませんが、錆びた鉄の塊と、透き通る海のアンバランスが、切ないですね・・・


さて、気持ちよく、『ナガタニ展望台』 を後にして、キレイな海岸線で、ひまわりを見たり、透明度の高い海に降りてみたりと、結構、 『岡村島』 を満喫しつつも、徐々に、今日のメインディシュと決めていた、『正月鼻古墳公園』 へと、VESPAを走らせて行ったところまでは良かったのですが・・・

楽しみにしていた、『正月鼻古墳公園』 は大変な事になっていました・・・

『正月鼻古墳公園』 付近です。
VESPAでキレイな海岸線を流していると、ひとつの案内看板が出来て来ました。
その看板は、ほどなく、『正月鼻古墳公園』 の案内看板だと分かりました。

上の写真を見て頂ければお分かり頂けるように、看板自体は、非常に造りも良く、分かり易い内容なのですが、肝心の、『正月鼻古墳公園』 への、入り口階段が見当たらないのです・・・

で、“よ〜くよ〜く” 穴が開く程、案内看板の位置を確認して見ると、どうやら、入口階段は、雑草に覆われて隠れてしまっていて、目視では確認出来ない状態になっていました(苦笑)・・・

下の写真の
赤い○の部分に、その入り口階段があるようです。これは分からないでしょ・・・
勿論、『正月鼻古墳公園』へ行く事は断念しました。
最悪です・・・

さて、最後の最後に 『正月鼻古墳公園』で、“大ドンデン返し” を食らったって感じですが、それを抜きにしたら、景観もよく、比較的、人も少なくスローに楽しめるので、お勧めの島ではあります。
今度行く時には、草刈マシ〜ンでも持って、 『正月鼻古墳公園』 にリベンジしてやろうと思います(笑)。

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『ナガタニ展望台』 には、昭和の観光地ではよく見かけた、お金を入れてから覗く、望遠鏡がありました・・・

『100円で1分30秒』 見る事が出来ます。ちなみに、下の写真は肉眼で見た時の大海原の景色です。
別段、望遠鏡は必要ないように思えますが・・・




『ナガタニ展望台』 で、こんな看板を発見!!
『捨てるな!』 『処罰されます。』 の後に、『関前村 (旧名) 』 の名が誇らしげに・・・
村の処罰って、何だか、“折檻” されそうで怖い・・・(笑)。


海岸線のちょっとした場所は、砂浜になっていて、降りる事が出来る所が多いのも魅力です。この場合、海浜公園とは違い、人がいないので、ほぼ貸切状態の “プライベートビーチ” になる事は間違いないです。

ご覧のように、海の透明度も高く、かなり先まで見渡す事が出来ます。
波も低く、海水浴には最適な場所と言えます。


『正月鼻古墳子公園』 には上がれそうになかったので、『せめて、砂浜にでも・・・』、と思ってみたのですが、先ほどのキレイな砂浜とは違い、この辺りは砂利と固い地面の為、“海を満喫” とは行きませんでした・・・

同じ島でも、場所によって、地形の特徴が大きく異なるモンですね・・・