●大変に珍しい1978年型VESPA50S=過渡期モデルのご案内です。
●このVESPA50Sの動画とスペック詳細をブログにUPしております。是非、こちらでご覧下さい。
●一見、ただの旧型50Sのようですが(笑)、実はこのVESPAは60年代後半のサードモデルのスモールボディを継承しつつ、後の80年代の最終型に移行する間の一時期にだけデリバリーされた、超レアな “過渡期モデル” なのです。
●この過渡期モデルの特徴としては、初期型から78年頃まで採用されていた、丸パイプブレーキアームが装着されていのです。通常、この場合ハンドルロックのカバーが楕円形にならなかればならないのですが、この1978年型の50Sには後の50S最終型やP200Eの初期に採用された、2本ピンで固定する丸いキーカバーが付いているのです。
●このフォーメーションは通常では有り得ない大変に珍しいモノです。 と言いますのも、1977年型にはまだ楕円形のキーカバーが付いているのですが、当方の経験から言えば、すでに1978年型は2本ピンで固定する丸いキーカバーが付いているモノが殆どなのです。 実際の生産台数やデリバリー時期は不明ですが、ボディ構成と車体番号から考えた場合、1978年の初頭の限られた時期にだけ存在した、亜種、過渡期モデルと言えるでしょう。(車体番号は77番台です。)
●事実、VESPAの仕事を30年近くさせて頂いている当店ですら、このモデルは5〜6台しか出会った事がありません。それ程スモールボディの歴史の中では大変に珍しい一台です。
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エンジンはフルオーバーホールしてお届けします。(写真はイメージです。)
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●納車は外観はこのまま当時の雰囲気残し、エンジンだけOHしてお渡しする予定です。この内容で258,000円という価格設定にしております。
日常の使用を前提としておりますので、シートは張り替えてお渡しします。また、ミラーの程度が良くないので、人気のカウルミラーに変更させて頂きます。
その他、ワイヤーの交換、ブレーキのOH等、機関に関しての整備を中心に行いますが、外観のキズ、サビ等はオリジナル度を重視し、一切手を加えません。
●このVESPA50Sは新車時から一度も塗り替えていないボディですから、価値は高いと思います。ビンテージのヤレた雰囲気のまま、エンジンが絶好調という形での納車を目指します。この考えに共感して頂ける方に、是非、お買い上げ頂きたいと思います。
尚、VESPAに関する感覚には個人差がありますので、ご要望があればこのVESPA50Sをベースに追加のカスタムも可能です。例えば、エンジンのOHに加え、外観を軽くお色直ししつつ、当時の雰囲気を残こし、軽レストアしたりする事も出来ますよ。
参考までに、ボディを塗り替えていない70年代のVESPA50Sをベースに、軽くお色直しをして、当時の雰囲気を残しつつ製作した50Sの資料もございます。興味のある方はこちらでご確認下さい。
勿論、新車のような仕上がりをご希望のお客様には、フルレストアしてお渡しする事も可能です。
当店はお客様のライフスタイル、趣味性に合った形で細かくを各部の設定、パーツのチョイスが可能です。本気でお考えの方は是非ご相談下さい。
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ボディカラーのホワイトは1978年の新車時から一度も塗り替えられていない、純正カラーとなります。適度にヤレており、ビンテージの雰囲気がお好きな方には気に入って頂けるかと思います。
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納車の際はエンジンOHの他、シートの張り替え、スタンドゴムの交換、カウルミラーへの変更等で、見栄え良く仕上げて行きます。エンジン絶好調でお渡ししますので、安心してVESPAをお楽しみ下さい。
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