●口語と罰金と悲しい歴史と・・・
シンガポールの中心部、『オーチャード・ストリート』です。ブランド物の専門店も多く、“買い物マニア”にはお薦めのエリアです。僕も過去2回ばかりロレックスのビンテージをこのストリートの専門店で購入しました。昨今のロレックス・ブームはシンガポールにも波及しており、価格は日本の相場の30%OFFといったところです。このストリートには屋台でアイスクリームを売るおじさんとかも多くいて、キレイなブランド専門店の前の屋台なんて、いかにもシンガポールらしくてイイと思いませんか?

『植物園』です。朝4時〜深夜23時30分までオープンしている“ヤル気”のあるところです。近寄ると飲み込まれそうな大きな葉っぱの植物とかが沢山ありますヨ。深夜に行くのは少し怖くないですか?本当に葉っぱに食べられそう(笑)

こちらは『昆虫館』です。赤道直下ならではの大きな蝶やかぶと虫で一杯です。子供の頃、図鑑で見た記憶が大きく蘇りました。最近ではクヌギ林なんか見る事もなく、クワガタ虫やカブト虫は買う物になっているようですネ・・・

ご存知マーライオンです。最近セントーサ島の方に巨大マーライオンタワーが出来ましたが、こちらが本家本元!正式な名称は『マーライオン公園』、シティ・エリアにあり、大小2つの像が背中合わせに立っています。公園の中央部にある、小さな像の方はいつも口から水を噴き出しています。

 さて、シンガポールの公用語は英語ですが、この国は多民族の見本のような国なので、その他に公用語(変な表現ですネ)とされているのが、中国語、マレー語、タミール語などがあるそうです。ほとんどの方がこれらの言葉を巧みに駆使してコミュニュケーションを取るのですから、島国の日本人の僕からすれば驚かされます。特にシンガポールの英語は“シングリッシュ”と呼ばれているそうで、言葉の語尾に『ラ(lah)』を付ける事が多いようです。
“OK”が“OKラ”になる訳です。独特の中国系の“なまり”のように聞こえるのはこの為で、実際、中国語から来ているそうですヨ。ただこの『ラ(lah)』には別に大きな意味はないらしく、日本語で言えば、『OKさ』とか『OKだよ』位のニュアンスだそうです。

どうせ夜行くなら“植物園”より“動物園”の方が楽しいですヨ!シンガポールに行く機会があれば、観光スポットの中でも特に有名な『ナイトサファリ』に行ってみてはいかが?トラムと呼ばれる“車と電車のハーフのような乗り物”に乗って園内を回ってくれます。はっきり言いますが、ここばかりは僕のような1人モンの旅行者が行ってもあまり楽しい場所ではありません(カップルがお薦めです)日本語のガイド付きで見れますが、回りからは『キャー○○』とか『わースゲー○○』とか、ほぼ100%アベックの甘い、そして楽しそうな声ばかり・・『おまえ達!どうせホテルに帰ってもナイトサファリの続きをヤルんだろう!』と心の中でつぶやく“ひねくれ物”の僕です・・・左側の写真は手に乗りそうな小さな鹿?のような動物、足が“もやし”のように細くてキックしたら折れそう。右側の写真は怪しげな沼、この中に何匹ワニがいるでしょう?

 話は少しそれますが、これと同じような口語?なのでしょうが、イギリスに行った時にとても気になった事があります。それは、買い物の後にお金を払ってお釣を受け取る際、若い店員さんの場合、殆どと言っていい位に『チース』(僕にはそう聞こえる)って言うのです。
 あまり英語が堪能でない僕は???だったのですが、その後、オアシスのLIVEアルバムのブート盤を聞く機会があり、よくよく聞いてみると、曲が終わるごとにボーカルのリアムが『チース』と言っているではないか!とうとう僕はこの意味が知りたくて、知りたくて、夜も眠れなくなったばかりか、VESPAのエンジンさえ組み立てられない位に(大げさですが・・)気になってしまい、このままでは仕事に支障(笑)が出るので、英語に詳しい友人に聞いてみたところ、『チース』ではなく『Cheers』(チアース)との事、正に口語で、簡単に言えば、『どうも』系の意味で“ありがとう”という意味の簡単な表現との事、前出の『ラ(lah)』じゃないですが、言葉は知れば知る程奥が深いですよネ!
 昨今の日本でも“コギャル”とか“エンコー”とか、はては“ヒッキー”(引きこもりの事らしいですが・・)とかの口語(スラングって表現も出来ますが)があふれていますよネ。言葉って知れば知るほど面白い事が多いですネ!



          →つづき

こちらが『マーライオン公園』の大きな方の像です。高さが8mもあります。マーライオンとは上半身がライオン、下半身が魚の伝説上の生き物で、この地に始めて降り立ったシュリーヴィジャヤ王国(現スマトラ)の王子が、ライオンに似た動物を見たと言う、言い伝えが今に伝わってマーライオンになったそうです。この大きなマーライオンの写真を撮るなら、対岸のエスプラネード橋からが絶好の撮影ポイントですヨ・・・この写真もソコから撮影しました。

突然のスコール!シンガポールではよくある事のようです。街の人たちも慣れているようで、慌てる様子がありません。白衣を来たキレイな2人の女性も半分雨に打たれながらもマイペースで歩いて行きました。シンガポールの女性はどうしてこんなにスタイルが良いのだろう・・・

セントーサ島の入り口に大きなドラゴンのディスプレイが・・・鼻から煙を出しています。ちょっと笑えます。