●オーシャンカラーシーンを 聴きながら・・・


こんな感じでトラックにLAMBRETTAを満載して搬入口に到着。かなり目立っていまして、遠巻きに人が見ているのが分かるので視線が痛い…


セカンドアルバム『MOSELEY SHOALS』です。実質的にこのアルバムがファーストと言う方も多いハズ。僕もそのひとり(笑)UKで100万枚以上を売上げたモンスターアルバム!チャートに2位で初登場して依頼トップ10に1年以上も居座り続けた凄いアルバム。な、な、な、何とアナログ2枚組の45回転バージョンもあって、この辺りのセンスの良さはオーシャンカラーシーンならではのもの!CD番号MVCM−578〜定価\2,427(税抜き)で絶賛発売中!この他『オーシャンカラーシーン』についての情報は下記の公式サイトを要チェック!
こちらです→オーシャンカラーシーンの公式サイト




オーシャンカラーシーンの4枚目のアルバム『ONE FROM THE MODERN』です。このアルバムを『ペンザンス』で購入した事がきっかけで、仕事に復帰する事が出来ました。僕にとっては最高に思い出深いアルバムです。CD番号MVCE24172〜定価\2,420(税抜き)で絶賛発売中!この他『オーシャンカラーシーン』についての情報は下記の公式サイトを要チェック!
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2001年、UKはグラスゴー・バローランドの5日間公演のチケットを瞬時にSOLD・OUTにして、動員記録を軽々と塗り変えたバンドがあります。その名は『オーシャンカラーシーン』音楽通の方にはこんなところで改めてご紹介するほどの事はない位に有名なバンドですよネ。ちょっとだけ『オーシャンカラーシーン』から話題が逸れるようですが、本題の複線ですので気にせず続けて読んで下さいネ(笑)

VESPAの仕事はハードで、常にレストアの依頼や製作に追われ、楽しい反面辛い事が無いと言えば全くウソになります。そんな中で楽しく受けられる仕事が雑誌やカタログの撮影、それに原稿の仕事等です。このジャンルだけはVESPAという僕の持っている知識を最大限に生かして行なえる、趣味の延長とも言える楽しい仕事なのです。その趣味の延長とも言える最たる依頼が先日、僕のところで舞い込んで来たのです。
何と!広島クラブ・クアトロで行なわれる、『オーシャンカラーシーン』のLIVE時の入場フロアにLAMBRETTAを展示して欲しいとの事・・・実はこの仕事(イヤ、この場合仕事では無いです・・・)西日本では最大の集客率を誇る『クラブ・ロックス』のボス、DJ太郎氏のご尽力により実現した、僕にとってはお金を払ってでもやらせて頂きたい(笑)企画だったのです。

偶然にもスティーブさんに搬入口で遭遇!僕のジミランを見て引き返えして来てくださり、快くサインをしてくれました。本当にスクーターが好きな方で、会話の節々にその事が伺えて、とっても嬉しくなりました。ジミランにスティーブさんのサイン!世界最強のLAMBRETTAの誕生だ!(笑)

とは言え、相手はUKの人気バンド、午後3時の搬入時間が『オーシャンカラーシーン』のメンバーと同じ時間帯とは言え、お会い出来る訳など無いな・・・と思いつつ搬入口でジミー・ランブレッタをトラックから降ろしていると、な、な、ななんと!偶然とはいえギターのスティーブさんが前を通り過ぎて行かれて、横目で僕のジミランを見るやいなや、こちらに戻って来て軽く声をかけて下さり、ジミランのフロントフェンダー部分に快くサインをしてくれました。あっ!と言う間の出来事でしたが、オーシャンの中で僕は特にスティーブさんの大ファン!この時ばかりはスクーターをレストアしていて良かった!って本当に思いましたヨ、マジで!
その後、興奮さめやらぬ中ジミランをフロアに展示して、もう1台の展示車両“TV−1”を搬入しようと一生懸命に狭い楽屋裏付近でTV−1を切返していた時の事です。偶然にもそんな僕の様子をオーシャンの舞台スタッフの方が見られて、『あ!ちょっと待って』って呼び止められました。すると、なんと!先ほど会ったばかりのスティーブさんを呼んできてくれたではないか!彼のスクーター好きは周知のとおりで、気を利かしたスタッフがTV−1を見て直ぐに呼んで来てくれたようです。
TV
−1を見た彼はまるで子供のように嬉しそうな顔をして、ジャケットのシリーズ2の事や日本のスクーターシーンの話で盛り上がりました。ほんの10分位でしたが“音楽抜き!スクーターのみ“の話題で楽しく会話をさせて頂きました。中でも感激したのが、僕のTV−1に『座ってもいいかい?』ってわざわざ聞いてから座るところなどは、本当にスクーターが好きで、紳士的な彼の一面を垣間見る事が出来た瞬間です。クラブの前に止まっている他人のスクーターに平気でまたがっている“3流モッズもどき”などは、是非、彼のツメの垢でも煎じて飲ませたいところです。

ただ、話はこれで終わらず、スティーブさんから『良かったらリハーサルを見に来ない?』って誘われ、考える間も無く“YES”の一言でリハーサル会場に入れて頂きました。ただ、もうリハーサルを見ただけで脱帽ですネ、『オーシャンカラーシーン』の演奏力の高さは改めてここで説明する必要も無いのですが、彼らの音楽に対する紳士で真面目な姿勢に、プロがプロたる由縁、そして、小さな会場でも決してオーディエンスの期待を裏切らない為の絶え間ない努力が痛い位に伝わって来ました。
リハーサル時に『UP ON THE DOWN SIDE』を聞いた瞬間はもう涙が出る程の感動モノでした!是非、オーシャンフリークのあなたにも聞かせてあげたい位・・・
余談ですが、今回のツアーはあえて小さな会場を選んで回っているとの事、いつも数万人のオーディエンスを相手にしている彼らが、目の前で見られると言うのはオーシャンフリークからして見ればカユイところに手が届く、本当に嬉しい設定ですネ。
            →つづき

広島クラブ・クアトロで行なわれた『オーシャンカラーシーン』のLIVE時に入場フロアでのLAMBRETTA展示のオファーを受けた僕は1秒で快諾(笑)…このような企画は大好きです!ちなみに展示車両はジミラン・レプリカとTV-1です。共に僕のコレクションの中からオーシャンのイメージに合った車両をチョイスして持って行きました。


サードアルバム『MARCHIN’ALREADY』です。このアルバムもUKで100万枚以上のセールスを記録!『オーシャンカラーシーン』の名前を不動の物にしたのは言うのもありません。僕はダイアナ妃の葬儀に行ったのですが、その際、BBCでは例のエルトン・ジョンの曲と同じ位にこのアルバムに収録されている『TRAVELLERS TUNE』がオンエアされていました。CD番号MVCE−24040〜定価\2,420(税抜き)で絶賛発売中!この他『オーシャンカラーシーン』についての情報は下記の公式サイトを要チェック!
こちらです→オーシャンカラーシーンの公式サイト




5枚目のアルバム『MECHANICAL WONDER』です。今までのオーシャンカラーシーンとは少し作風が変化した感があります。より進化した彼らのサウンドを聴く事が出来ます。特に『UP ON THE DOWN SIDE』は往年の『スタイル・カウンシル』を彷彿とさせる最高にキャッチーなナンバーです。『WHO』のカバーも収録されていて聴き応えのあるアルバムです!CD番号UICI−2002〜定価\2,548(税込み)で絶賛発売中!この他『オーシャンカラーシーン』についての情報は下記の公式サイトを要チェック!
こちらです→オーシャンカラーシーンの公式サイト