●レストア済み! プーケット

『ソンクラーン』(水かけ祭)の最中だった為か?街のあちこちでお社のような物をよく見かけました。
いかにも南の楽園(笑)っぽさを演出するヤシの木がイイ感じです!



中心部の『RAU-U-THIT 200 PEE ROAD』付近の様子です。警備の為、きちんと警察官がいるのは安心出来ます。赤い日本車の軽バンはご存知タイのタクシー『トゥクトゥク』です。津波後、やはり観光客が減った為か?客引きに熱心なようです。
少々
ウザイと言うのが本当のトコです・・






この『VESPA』も中心街で発見しました!8インチのSUPERだと思います。格好イイ、ウルマのホイールキャップが付いていますが、多分リメイクだと思います。何分、タイのパーツは素材はイマイチですが、見た目はもの凄く上手にコピーしている為、簡単には見破れなかったりします(苦笑)タイの人は器用で勤勉なので、この位のコピーは楽勝でしょう!でも版権はどうなっているんだろうか?(笑)






『タイ』のストール(出店)と言えばコピー商品(苦笑)。
でも『韓
○』とかにあるロレックスやヴィトン系の高級ブランドではなく、『ウルトラ7』とか『ドラえもん』とか、微妙に許せる範囲のコピー商品ばかり・・・
なので、あまり悪意が感じられないのは僕だけでしょうか?何故ならTシャツ1枚が\300位(コレでも観光地価格)の上、上手にコピーしているのです。すぐに壊れる偽ロレックスを数万で買うよりは(僕は本物志向なので絶対買いませんが・・・)いくらか健全な楽しみ方だと思います。ちなみに『DIESEL』の商品を多く見ました。ロンドンの10分の1の価格でしたよ!





最初にこのコーナーの記載にあたりまして、20041226日に発生したインドネシア・スマトラ沖大地震の津波により、被害に遭われましたご家族、ご友人の方に哀悼の意を表します。一刻も早く復旧され、元の平穏な生活が戻る事を心よりお祈り申し上げます。

て、このホームページの他のコーナーもご覧頂ければお分かりになると思いますが、僕はVESPAの製作の合間を縫って海外の各地を旅行するのが楽しみだったりします。

20054月現在、日本では今だに風評被害が多く、『プーケットは危ない』『もう終わった』とか、ネガティブなイメージが多いのが事実です。実際に現地に行って見た僕のイメージから言わせて頂きますと、日本でのイメージとは全く反対です!海も穏やか、人も親切、抜けるような青空と辛くて半泣きになるけれど、全部食べてしまえるタイ料理・・・少なくとも『観光地プーケット』と言う観点から見れば、何ら問題の無い素晴らしい場所だと思います。

はなはだ、微力かとは思いますが、今回は僕なりに津波後のプーケットの事をご紹介させて頂きます。

津波で何人の方が亡くなられたとか、地震の規模がどれくらいだったとか、そんな事は説明するつもりはありません。悲しい話はもうみんな聞きたくないでしょ・・・


冗談まじり、明るく楽しく、少しHに、そして最高にポジティブに行きたいと思います!

上の写真
2004
1226日の津波発生直後です。現地のガイドさんから無理を言って頂いた物です。ここは『SAWATDIRAK ROAD』と言う場所で『パトンビーチ(PATONG BEACH)』から約400m程の所です。有り得ない程メチャメチャです・・・日本で見るよりも凄まじい津波の威力に、ただただ唖然としました・・・
下の写真
僕が行った時の『SAWATDIRAK ROAD』の様子です。何事もなかったかのように整然としています。聞いてみたところ、この辺りの後片付けは大変に早く、津波の被害があってから、僅か5日で、ほぼ元どおりに復旧したとの事です。『プーケット』は世界に名だたるリゾート観光地です。この対応の早さはサスガとしか言いようが無いですね。
        詳しい地図はこちらをクリック

 さて、何故『プーケットか?』と言いますと、現在編集中のうちのお店のオリジナル写真集VOL-2の中で使用する為に、どうしてもキレイな砂浜の写真が必要になったのです。勿論、僕の住んでいる瀬戸内海沿いの砂浜もキレイなのですが、いかんせん2月、3月に撮影したモノですから、夏の日差しとは程遠い写真の仕上がり・・・
『じゃ、夏まで待てば?』と言われそうですが、それがそうも行かないのです。と、言うのも写真集は7月中旬に発売予定なので、夏の日差しを撮影してから編集していると、発売はどんなに早くても秋頃にズレ込んでしまうのは必至!
そこで、今回の『プーケット』での撮影になった訳です。
実は他にも撮影地の候補には色々と上がりました・・・『沖縄』や最近広島から就航便の出た『グァム』、それに以前も行った事のある『オークランド(ニュージーランド)』等々です。勿論、キレイな海=『プーケット』って言うイメージが強かったのですが、僕も全くの情報不足で、津波の為に渡航どころでは無いと思っていました。

ところが、旅行会社の友人に色々と相談して見たところ、すでに復旧はほぼ完了、津波の影響も殆ど無く、連日、日本でも放送された『パトンビーチ』もすでに完全復旧との事・・・『じゃ行こう!楽園へ(笑)』って言う事になり、カメラバッグを抱えて一路『プーケット』へとなった次第です。

ただ、本当にみんなウワサに踊らされていると言うか、超日本人的と言うか(僕もコテコテの日本人ですが・笑)友人全員に『行くな!』とクギを刺されました。『危ない、津波が来る』『地震が来る』『テロがある』等々・・・もう言いたい放題。更に328日に発生したスマトラ沖の最大の余震の後には『まさか行く気じゃないだろうな!』的な強い口調で言われたりもしました。

でも、僕は何でも自分の目で見て、耳で聞き、感じた事以外は信じない性格です。
多くの人は本で見た事、ネットで調べた事が自分の物になり、あたかも昔から知っていたかのような錯覚に陥ると思います。でもそれは幻影に過ぎません。よほどの事で無い限り、そんな方法で得た情報は簡単に消えてしまいます。本当に自分で見聞きした事こそが、自分の英知となり説得力のある生き方になるのではないかな?何て、ガラにも無くマジメに考えたりしています。

『パトンビーチ』の様子です。トップレスだらけです!この光景を見て『プーケットは危険だ!』なんて言うヤツはいないでしょ!『危険』などころかまさしく『楽園』ですよ〜
完全復興しています!日本に戻ってうちのスクータークラブの連中にこれらの写真(勿論ノーカット版!)を見せたところ、みんな大喜び!『来年はみんなでプーケットに行こう』の声も(笑)さぁ、あなたもすぐに『プーケット』に行きましょう!

 事実、僕はダイアナ妃のファンだったので、葬儀も見に行きましたし、サッカーも好きなのでワールドカップを見にフランスにも行きました。興味のある物、知りたい事、見たい物を我慢するのは体に毒です!(笑)

9. 11のテロの際はUKに滞在中で飛行機が大幅に遅れた経験もあますし、95年の夏にパリで起きた地下鉄爆破テロの際も、僕はパリに滞在していました。『だからどうだ!』『エライだろ!』とも思いません。ただ、日本で自分の小さな考え方に囚われて人の意見に左右されて行動するのは人生の大半を損しているのでは?と思います。
僕はそう思うので、見たい物や知りたい事があれば、直接見に行くだけです。とても単純明快!誰でも出来る簡単な事です。
少々話が価値観的な方向にそれて申し訳ないです・・・

そんな感じで、僕の性格上『プーケット』と決めた限り、誰が何と言おうが『プーケット』と決めて、330日(最大の余震があった2日後!)チケットを予約しました。

            つづく→

この時期、学校は夏休み(日本人的には春休みですが・・・)『パトンビーチ』にも多くの現地の子供達が遊びに来ていました。みんなとても人なつっこく、カメラを持っている僕を見ると笑顔で手を振ってくれる子が沢山いました。あれだけ被害の多かった『パトンビーチ』ですが、この光景を見て頂ければ完全復興している事がお分かり頂けると思います。






『プーケット』では『VESPA』を見る事は皆無・・・でもその中でこの車両を見た時は驚愕!
8
インチのSUPERだと思われるモデルをモッズ風にアレンジした物・・・足回りにはメッキ+ホワイトウォール、ワンピースのウルマスタイルのクラッシュ・バーにスポットライトをセンスよく配置した、大変に好感の持てる1台でした。



中心街は夜遅くまで賑わっています。サスガ観光地!
深夜
12時頃でもよほど人気の少ない場所に行かない限り安全だと思います。(ただ、あくまでも海外での行動は自己責任で!)
ご覧のように、色々なお店が深夜営業しています。日本でも最近お馴染みの『ドラゴンフルーツ』や強烈な匂いの『ドリアン』それに『コレ、食べられるの?』系の見た事の無いフルーツまで“てんこ盛り”です。またバナナだけを専門に売っているお店もあり、見て歩くだけでも楽しかったりします。






イヤ〜・・・食べ物は本当に美味しかった!TVとかでは見た事がるケド、今回初めて本物のココナッツジュースを飲みました。ココナッツの実をカットしてストローを差し込んで飲むワイルドなヤツです。思ったよりもアッサリしていて、とても飲み易かったです。また、本場のチャーハンやトムヤムクン、それにお米で作った麺類とか、もうどれもハズレなし!至福の時を過ごしました。(笑)やはり、何度も言いますが、旅の楽しみは食べる事です!コレだけ食べても\3,000弱です。