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こちらは『ホーチミン』の空の玄関『タンソンニャット空港』の様子です。僕は到着してすぐにスコールの洗礼に見舞われました・・・ 僕が訪れた10月は雨季との事。正式には5月〜10月が雨季になるそうですが、典型的な熱帯モンスーン気候の為、年間を通して気候が高く(25度〜29度)湿度も80%なので、かなりのジメジメ感です。 ちなみに雨季と言ってもスコールが1時間程度降って、また晴れると言う物で、この時期のスコールの事を別名『マンゴーシャワー』と言うそうです。
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勿論、観光客相手に詐欺まがいの行為を働く“やから”ばかりではありません。
カメラをかまえると、笑ってくれる『福原 愛ちゃん似』のカワイイ子や、気さくに手を振ってくれるオジさんとかもいます。要するに人を見抜く力?が少々必要になります。
でもコレばかりは難しいですよね。人とふれ合うのも旅の楽しみですが、一歩間違えれば事件や事故に巻き込まれかねません・・・ かと言って、仮にシクロ等に法外な料金を請求されたとしても、その事自体に気が付かず、満足の行くガイドをしてもらえたとしたならば、ソレはソレでOKだとも思います。
やはり旅に関しては最終的には『自己判断』『自己責任』と言う事になりますか・・・
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こちらは僕がお邪魔した 『ホーチミン』のスクーターファクトリーです。
色々なパーツをデリバリーしていて、そのクオリティは以前に比べて格段に良くなりました。 十分に日本市場でも通用すると思います。
LAMBRETTAも独自にレストア製作して販売しているようです。 クオリティも高く、下手クソな日本人レストアラーより格段にキレイに組んでいました。
価格を聞いてみたところ『SX200』のフル・レストア車(写真上の左)で『$4000』との事・・・
但し『SX200』は東南アジア方面には正式にはデリバリーされていないハズ。第三国を経由してから持ち込まれた物なら有り得ますが、世界的にSX200が“枯渇”している中、色々と裏事情を把握した上で、手を出した方がベターです。何も知らずに素人さんが購入するのは危険ですよ。
そういう素人バイヤーさんがお小遣い稼ぎで東南アジアから輸入したスクーター達の末路は、僕がここで説明しなくても皆さんの方が良くご存知のハズ・・・(苦笑)
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最近ヨーロッパ市場でよく見かけるランブレッタ用のフローティングディスクキット。ベトナムで製作されていたとは、口が裂けても言えません・・・ |
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今回滞在したホテルです。 その名も『SAIGON
HOTEL』。 中心部『ドンコイ通り』に面した三ツ星ホテルで、設備もサービスも大変に良かったです。
レストランの料理も最高で、インターネットの出来るスペースも有ります。
三ツ星ホテルとは言え、一泊$40程度から泊まれるのも『ホーチミン』の魅力だったりします。 | |
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あれは確か8月の暑い日の事・・・ 突然、海外からEメールが届きました。
僕のところのWEBは海外の雑誌にも広告欄を購入して、大々的に告知をしているので、別に海外から届くスクーターリストからのメールは珍しくもないのですが・・・ その内容は少々興味を抱くものでした。
件名は・・・ [our
website for vintage scooter parts] エロサイトなら無視してスルーするトコですが、VESPAパーツの告知なら目をとおして見るのも悪くない・・・ そんな訳で早速、そのWEBをのぞいて見てビックリ! 表記はGBP(イギリスポンド)なのですが、その価格帯はイギリスのショップの半額以下の上、内容もかなり充実したものでした。
ただ、どう見てもパーツの雰囲気が『東南アジアチック』だった為、クオリティに関しては、かなり気にはなったものの、あまりの安さに絆されて、ついついパーツを何点か、イヤイヤ、あれもこれもと大量に注文をしてしまいました。
でも、この時点では支払いの表記がGBPだったので、このお買い得ショップがイギリス国内の物である事を心の片隅で祈りつつ、注文したパーツのインボイスがEメールで届くのを待っていました。
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『ホーチミン』で最初に遭遇したVESPAです。 『チラン公園』と言う大きな公園の前にあったラブリーな一台です。
東南アジア仕様ですから勿論バッテリーレスの『スタンダード8インチ』になる訳ですが、色もオリジナル系のブルーで、シングルシート+弁当箱シートのセンスもGOOD!
日本に入ってくる東南アジアからのスタンダードはオンボロでセンスも最悪なんだけど、 現地で見たVESPAに関してはどれもハズれがなく、十分に日本市場でも通用するクオリティを持っている事には関心させられました。
東南アジアのVESPAがダメなのでは無く、日本に輸入しているエンジンもバラせないような素人バイヤーが問題を深刻にしているのでは?と思います。
| そして、待つこと2日あまりで先方のショップから回答が来ました。 ここで少々後悔・・・ 安い、安いと調子に乗って注文していると、何と!日本円で30万円以上もの買い物になってしまった(苦笑)。
で、肝心の支払いの段階になってこのお店ではカード決済が出来ないので『銀行振り込みにして下さい。』との事。 さらにその銀行のアカウントを見て超ビックリ! 『HO
CHI MINH CITY』ん〜・・・ホー?チー?ミンヒ?シティ?・・・ 『お〜ホーチミンか??』 『何じゃ!このお店ベトナムなの?』
僕は瞬時に思いました!これはオモロイ展開になって来た。『お買い得パーツ』『パテントを無視した独自生産』『カード決済不能』『行った事のない国』等々・・・熱くさせる内容がてんこ盛り!
『よし、直接お金を払いに行こう!』そう決断して、ホーチミンのお店にEメールで連絡すると、驚きを隠せない様子でしたが、歓迎との事。 早速、と言いたいところですが、たまりにたまったレストア・スケジュールの調整とフライトスケジュールの兼ね合いに1ヶ月近くかかりましたが、強引に行って来ました『ホーチミン!』。
実は以前からベトナムのスクーター事情を含め、街の文化や歴史に大変に興味があったので、このスクーターショップからのEメールは僕にとっては、ベトナムへ行くよいきっかけになりました。
僕の性格上、絶対に現地に行って肌で感じないと、気が済まなかったりします。
そんな訳でこのコーナーでは、独自の文化と歴史を持ち、ベトナム戦争ではアメリカに勝ったタフな国『ベトナム』を僕なりにご紹介させて頂きます!
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今回も食べまくりましたよ〜 最近、日本でも何かと話題のベトナム料理を!
但し、近年社会問題にもなっている 『鳥インフルエンザ』の関係で、観光客の方は屋台で鳥を食べない方がベターとの事でした。
なので、僕は今回は屋台を諦め、アイドルタイムの午後3時頃にホテルの最上階にあるレストランで遅いランチを頂く事にしました。
案の定、この時間帯のレストランは貸切状態! 勿論、窓際に陣取り、サイゴン川を見下ろす形の最高のロケーション(写真上)でのんびりとベトナム料理を堪能しました。
さて今回食べた内容は次のとおりです。 A.カニの身入り濃厚クリームスープ
B.海老と玉ねぎのサラダ
C.揚げ春巻き
D.本場サイゴンライス
ご覧のとおり一人では食べきれない程の ボリュームです。 ホテルのレストランなので、観光客向けの価格設定なのでしょうが、それでもこれだけ食べて\1,500程度! 十分に二人〜三人分はあると思います。
中でも特筆すべきはクリームスープ。 あまりの美味しさにしばし呆然・・・ また、本場のサイゴンライスにも驚愕! 卵のトロトロ感とパサパサご飯の絶妙な マッチングに、またまた生きてて良かったモードになりました。
何度も何度も言いますが、旅の大きな楽しみは現地の料理を美味しく頂く事。 これに限りますネ!
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つづく→ |
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市内にはシクロ(三輪チャリンコの事=写真上)やセオム(バイクタクシーの事=写真下)等の商売熱心なオジさんが多く、歩いているだけで『乗らないか?』と声をかけて来ます。 あまり良い表現ではありませんが、多くの場合が 『ぼったくり』です。
シクロの場合、1時間が$2〜が相場ですが、$30とか言ってくる詐欺まがいのものも多く、僕も同様の誘いを受けました。事実、日本人観光客とのトラブルが非常に多く、安心出来るツアー会社(JTB等)主催の物を利用した方がベターです。とにかく最大に注意して頂きたい事案です。
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街の中には、バイク、バイク、バイク・・・・ 聞いたところによると、『ホーチミン』市内には200万台のバイクがあるそうです。
平均の月収が\20,000足らずのこの国で、バイクは決して安い買い物ではありませんが、現在『ホーチミン』では最新のバイクに乗り、携帯電話を持つ事が最高のステイタスとの事・・・ | |
ベトナムの国旗をあしらった ファンキーかつキッチュなTシャツ。 お土産にいかが? 僕は買いました(笑)
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この『50S』はスクーターファクトリーのスタッフの物。
セルモーターを搭載してある面白い一台です。
よ〜く見るとフロントフォークを含めた足回りに『SPRINT』の物を使用しています。 超反則技(笑)ですが、こんなカスタムも有りです。
彼らの何も無いところから製作してしまうパワーとバイタリティには感服してしまいます。
さらに、この『50S』のサイドバンパーに注目!シンプルかつウルマ系のキレイな曲面をした格好イイ物です!思わず購入したのは言うまでもありません(笑)
その他のフロントバンパー、フロントキャリア、フェンダークレストもベトナムの独自生産品のようです。思わず嬉しくなります。スクーター好きの方なら、僕の気持ちがお分かり頂けると思います。
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ホテルの内部の写真です。 フロアごとに違いますが、イエローやピンク系のパステルを基調とした内装は最高に素敵でした。
中心部という便利なロケーションの為、欧米人にも人気が高いそうです。
また、日本人の宿泊客が多い時には朝食時等に日本食のアレンジとかもある気の利いたホテルだったりします。
旅の初心者の方にもお勧めですね。
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