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この写真は『市民劇場』という19世紀の建築物です。 『ホーチミン』の観光はココからスタート!ってガイドブックに書いてあった(笑)。
昼の顔(写真上)と 夜の顔(下写真)で様子が随分と変わりますが、『フランス』統治下に建築されたモノなので、“おフランス”の香りが漂っています(笑)。 今はファッション・ショーや イベント会場として使われているそうです。 | |
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『美術館』好きの僕が、 今回もっとも楽しみにしていたのが、この『美術博物館』。 元々、華僑の館だった為、その内部は19世紀のもの凄くオシャレでオリエンタルな物。 美術品もさる事ながら、僕は建物の方に感激しました! 勿論、親切な日本語のパンフレットがあるのも嬉しいトコです。
日本語対応パンフレット
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『ホーチミン』で見た最高に素敵な『LAMBRETTA-LD』! 見事な四人乗りですね。後部座席で子供をダッコしたお母さんの余裕度には脱帽です。
ちなみに『フレンチLD』かと思いきや・・・サイドルーバーの形状から『イノチェンティ』のようです。車両の凝り具合から見て、本当に『LD』が好きで乗っている事が伺えます。
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こちらは『LAMBRETTA-SX125』です。 ドラム車両に後からフロントダンパーを装備するのが『ホーチミン』流。 パールイエローのボディが素敵です。
ボディラインが多少違うので、ベトナムモデルと言う事が分かります。 皆さんも分かりますか?
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こちらは『STD』のボディに 『SPRINT』の足回りとエンジンを搭載した、強引な一台。
クラッシック・スクーターを二色に塗り分けてるのをよく見ましたが、この黄×緑は電車みたいで僕の好みではありませんね・・・
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唯一『ホーチミン』で見た 『スワンネック』です。 頭が大きいので『ACMA』の物です。 『フランス』の忘れ形見か?・・・ | |
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さて、僕が訪れた『ベトナム』は 『ホーチミン』の事を少々ご紹介しましょう。
ここ『ホーチミン』は100年近くフランスの統治国だった為、街のあちこちでフランス風の“ダンモ”な建築物を目にする事が出来ます。
それらの多くは街の公共施設に使われている事が多く、入場料を払えば、実際に貴重な建物の中に入る事が出来るのが嬉しいトコ・・・ 19世紀の欧風建築物に興味がある方にもお勧めですよ。
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こちらは『聖マリア教会』です。 19世紀後半から『フランス』によって建築が始められました。天にも届きそうな塔の高さは40メートルにも及びます。 勿論、入場は無料。ミサは平日が5時と17時の2回、日曜が5時30分、6時30分、7時30分、9時30分、16時、17時15分、18時30分の7回にわたって行われます。 内部に装飾されていたステンドグラスの大半は、度重なる戦争で殆どの物が壊され、今は簡素なモノで再現されています。 見る価値のある美しい教会です。
また、この横にある、これまた『フランス』統治中の19世紀末に建築された『中央郵便局』も必見の価値が有りますよ。 (上の写真の右横に見切れています・笑)
| ちなみに『日本』との時差は2時間、勿論『ベトナム』の方が西側なので遅いのは言うまでもありませんね。『日本』が正午だと 『ベトナム』は午前10時になります。
通貨は『ベトナムドン=VND』。 レートは約\100で14,500VND・・・見てのとおりの超インフレ通貨。
エクスチェンジの際、もの凄い札束になって帰って来るので驚かないように(笑)。 でも、札束が多いのはちょっと嬉しかったりします・・・ この事に苦慮した『ベトナム』では2003年12月に500,000VNDの紙幣を発行した程です。
以前、よく『イタリア』に仕入れに行っていた僕は、リラ時のイタリア国内の事を思い出しました。インフレの酷い国では、日頃、なかなか手にしない程の札束を手にする機会に恵まれ?ますが、旅行の際は案外それも楽しみのひとつかもしれませんね(笑)。
でも、心配無用・・・ 多くの場合、US$での支払いがOK。 札束一杯のVNDの計算が“うざい”方は、US$の支払いがベターかも??また、観光客相手のお店では日本円を取り扱ってくれる所も多いので、その都度聞いて見るのも手です。
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『タクシーにも注意!』 タクシー会社も多くありますが、その殆どにメーターが無く、乗る前に交渉してから金額を決めるというアナログな物・・・ その為、観光客とのトラブルが後を絶たず、特に空港で客待ちをしているタクシーは避けた方が賢明です。
そんな中でメーターを装備した安全なタクシーが上の写真の『バナナ売り』のおね〜さんの後ろに写っている『黄色いタクシー』です。
メーターの無い“もぐりのタクシー”の多くがUS$での支払いに対して『黄色のタクシー』はVNDなので良心会計。 旅に出てイヤな思いをしない為にも、ある程度の自衛が必要だったりします。
ちなみに『バナナ売り』のおね〜さんに、何度もバナナを薦められ、断りきれなくなって、買ってしまいました(苦笑) 断りきれずに買ったバナナ
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ところで最近、『ホーチミン』では、特に観光客狙いの、バイクによるひったくり事件がもの凄く多いそうです。
実は僕の友人で旅なれた人がいるのですが、 昨年『ホーチミン』を訪れた際、このバイクのひったくりに合い、カバンをパチられたそうです。
ご他聞に漏れず、二人乗りのバイクがやって来て、後部シートの野郎がひったくるパターンなのですが、パスポートとかを盗まれたのでは、楽しい旅もダイナシ・・・ 街中を歩く時はカバンを“タスキがけ”にして、道路の反対側に持って来て歩くのがベストです。
この『ひったくりに注意!』に関しては、旅行会社にも空港にも現地ガイドにもホテルにも記載されていましたから、本当に『ホーチミン』の深刻な問題のようです。
普段はのんびりと街中を歩く僕も、今回だけは少々気合を入れて(笑)カバンを持つ手に力を入れつつ移動しました。
は〜『業に入っては業に従え』 『ホーチミン流ウォーキング』も楽じゃない(笑)。
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よくできました〜 文句なしの『五つ星』! 『ホーチミン』で見た、ある意味一番のVESPAです。 オリジナルやカスタムの領域を超えたこの仕上げに、自分の器の小ささを思い知らされました・・・(笑)
ボディや足回りは『SPRINT』で、パネルは『STD』、ハンドルやフェンダーはワンオフのパーツのようです。とてもじゃないケド、 僕には無理な内容です・・・ 製作したエンジニアに敬意を表します!
| | つづく→ |
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こちらは『レタイントン通り』にある、 『人民委員会庁舎』です。
ルネッサンス様式の美しい建物は『ホーチミン』でもっとも人気のある記念撮影ポイントとの事。 もともとはフランス人用の施設でしたが、今はベトナム政府機関の施設として使用されています。したがいまして、内部は公開されておりません。
実際に行って見て、その美しさと存在感には圧倒されました。
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こちらは『美術博物館』の中の様子です。
ここの自慢は、4世紀頃の仏像や絵画です。またチャム文化のコレクションも特筆すべき物なのですが、何よりも僕が魅力を感じたのは、この建物。
無造作に階段の開き窓に使用されている美しいステンドグラス群。 その窓から見下ろす何ともオリエンタルな中庭。 今風で言う、セレブだったんでしょうね、昔のここの住人は・・・
『六本木ヒルズ』も100年後には『博物館』になってたりして・・・(笑)
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携帯電話の片手運転がとても絵になっています。 『ホーチミン』の『イケメン』と言っても過言ではないでしょう。
新車の『ET4』を乗るには、相当に経済的なゆとりが無いと無理!
ネットオークションで2〜3万のボロVESPAを買う貧乏な日本人も、彼のゆとりあるスクーターライフを見習えよな〜
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メーカーが全く分かりませんが、このモデルのスクーターを『ホーチミン』ではよく見かけました。
ホイール径やフォークの形状から、スクーターと言うよりバイクに近い外観をしていますね。
そんな事よりサンドイッチを食べながら運転するとは・・・ 『男前』な事をしてくれます ね(笑)・・・という事はこのスクーター『オートマチックなの?』 | |
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出た!『GT』! この女性かなりのオシャレさんと見た。
日本でも価格が高く、なかなか貧乏人には手が出ない一台です。
新型スクーターでノーへルって言うのも、案外格好イイですね。
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昼も夜もバイクで大混雑の 『ホーチミン』。 最新スクーターやクラッシックVESPAに混じって、こんな 超ベトナム風の方も・・・ 何だか、ホッとするのは僕だけでしょうか? | |
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