●オンボロ ランブロの誘惑      カイベー水上マーケットへ・・・

『クチ』 のエントランス付近の様子です。雰囲気を盛り上げてくれる、木の看板があったりします。なかなかイイ感じです。

以前は駐車場で降ろされ、その横にある “ホッタテ小屋” の中で、まずはクチの歴史のビデオを見てから、道路を横切る形で森の中 (べトコンのトンネルがあるところ) へ入っていたのですが、今回はキレイな地下トンネルが新設されており、このトンネルを抜け、新しい建物でビデオを見てから、森の中へ見学へ行くと言う順番になっていました。




この写真の白いスクーターは、 『ホーチミン』 でよく見かけた 『VESPA LX』に激似のスクーターです。 

聞いてみたところ、『SYM』 と言う台湾製スクーターとの事・・・ 日本製のバイクや 『VESPA』 に比べると、半額以下で購入出来るようです。その為か ? 頻繁に目撃しました。

ボディ全面にステッカーが貼ってある物が非常に多く、最初からメーカーがこのスタイルで販売している物か ? はたまた女性のオーナーが好みで貼っている物か ? 詳細は分かりませんが、女性が可愛らしい外観を好むのは、万国共通ってトコでしょうか・・・




上の写真は 『ホーチミン』 でよく見かける 『SYM (台湾製) 』 のVESPA激似のスクーター・・・
やはりボディ全面にステッカーが貼ってあります。ちょっとしたブームなのかな ? ?

下の写真は 『ホーチミン』 で相変わらずよく見かける三人乗りです。(中には四人乗りも ! ! ) 聞いたところ、大人は二人乗りまでしか許されないそうですが、子供は基本的にカウントされないとの事・・・ なので何人でもOK ! !

“おおらか” と言うか何と言うか・・・ (苦笑) 。『ホーチミン』 の殺人的なバイクの数から考えても、非常に危険だと思います。ヘルメットも義務化された事ですし、近々、三人乗りとかもダメになるのではないでしょうか ?



カフェで 『チェー』 をすすっていると、横の席で日本人のおっさんと10代のベトナム人の女の子がデートをしている・・・ 皆さんのご想像どおり、この後、ホテルでお泊りなんだろうけど、見ていて腹が立つ ! ! 日本の恥だ ! !
行ってテーブルをひっくり返してやりたくなりました。

実際、このテの光景を 『ホーチミン』 ではよく目撃します。悲しい気持ちがMAXになりますね ・・・



先にも書きましたが、『ホーチミン』 には300万台ものバイクが走っているにもかかわらず、交通ルールはあって無いようなモノ・・・ (苦笑) 。

街を歩けば、必ずとこかで交通事故に遭遇します・・・・ で、その後はお約束の大乱闘が勃発 ! !  僕の目の前でもバイクと車が接触して大ゲンカになり、辺りのオーディエンスも巻き込んで、かなり大きな取り巻きになっていました。勿論、“君子危うきに近寄らず” で、僕は遠くから見ているだけです。

聞いてみたところ、日本のように任意保険と言う考えが定着しておらず、事故は当事者間で解決するそうです。なので、この街で事故に遭ったらエライ事です。そ〜っと、道路脇を歩きませう (笑) 。



3日目は、はじめて 『ホーチミン』 を訪れた際にも立ち寄った事のある、『クチ』 へと、再び足を運びました。

『クチ』 については以前に詳しくふれていますので、こちらをご覧頂ければ と思います。

では、何故 ? 再度 『クチ』 を訪れたかと言いますと、実は今回、少し時間にゆとりがあった為、もう一度ゆっくりと見てみたくなった訳なのですが、この判断が大正解 ! !

前回より、施設の建物や設備が充実しており、以前はエントランス付近の “ホッタテ小屋” の中にあった、クチの歴史を説明するビデオルーム (日本語を含め、数ヶ国語で対応) や、森の中で 『タピオカ』 を頂く (食べる) 場所も全て新設されていました。

正直な話、以前がオンボロ (←失礼) だったので、その違いに圧倒されてしまいました・・・ (苦笑) 。

『ベトナム』 は今、観光産業についても、かなり本気で取り組んでいる姿勢が伺えますね。

     ホテルの朝ご飯です。
ご多分に漏れずバイキング形式なのですが、コンチネンタル + ベトナム料理で、美味いのなんの ! !

わざわざスタッフが、『フォーも出来ますよ。』 って言ってくれたので、お願いすると、厨房の奥からアツアツのフォーが出て来て大感激 ! !

日本にいる時は、朝ご飯なんて食べないのですが、旅先では別です ! ! 同じ事を何度も書いてしまいますが、『旅先での楽しみは食べる事』 ・・・ これに尽きますね。


さて、『クチ』 の見学を午前中に終え、『ホーチミン』 市内へ戻り、まず最初に考えたのがお昼ご飯の事・・・ (笑) 。僕にしては珍しく、『ホーチミンのガイドブック』 を買って、『どこに食べに行こうか〜 ? 』 って悩んだ結果、ホテルからタクシーに乗って “某レストラン” に行く事にしたのですが、乗ったタクシーが最悪だった ! ! 料金メーターを倒そうとしない・・・ 

モグリのタクシーではなく、きちんと認可されているタクシーをホテルの前で拾ったにもかかわらずである・・・
『これには困った』 ・・・ボラれると困るので、『いくらか ?』 と聞くと 『 $2 』 だと言う、『なんだ、$2 ならいいや〜』 って思った矢先、そのレストランへ到着してしまった (苦笑) 。時間で言うとわずか5分、恐らく $1 で行けた所だけど、『$2 でOK』 って言ってしまったので、払わない訳にはいかない・・・

タクシーの運ちゃんをブン殴って逃げようか? (笑)、と、一瞬考えたのですが、何だか強そうなヤツなので、それも諦め、仕方なく $2 を払いタクシーを降りました。

皆さんも 『ホーチミン』 でタクシーに乗る際は十分に注意して下さい。料金メーターが装備されている認可タクシーでさえ、悪いドライバーに当たると、メーターを倒さず、言い値をふっかけて来ますからね・・・ 僕の場合、通常 $1 のところを $2 って言われたので、チップ程度の感覚で諦めもつきますが、女性だけで乗ると、かなりヤバイ事になるようです。

日本のルールは通用しないって事をお忘れなく ! ! お恥ずかしながら、僕も再認識しました (苦笑) 。


    ご飯だけじゃなかった・・・
こちらの写真は、“ボッタクリ・タクシー” に乗って来た “某レストラン” です。何故、“某レストラン” って書いたかと言いますと、ど〜も、このお店、表向きはレストランなのですが、裏でデートクラブのような事をやっている気配が・・・

と言うのも、お客がプロっぽいお姉さんを同伴した、“メタボ系ハゲオヤジ” ばかり・・・ 気になるので、様子を見ていると、ご飯を食べた後、もの凄いミニスカートを履いたウェイトレスのお姉さんと、上の部屋へ消えて行くハゲオヤジまでいるではないか ! !
上の写真のコバルトブルーのミニスカートの制服を着たのが、そのウェイトレスさん・・・ とてもベトナム料理のお店じゃないでしょ (苦笑)。誰が見ても一目瞭然・・・ 

しかも、美人でスタイルのいい子ばかり。遠く異国の地で “タガが緩みそうに” なりましたが (←冗談ですよ。) 正直、キモいやら怖いやらで、ジロジロと目で追うのは止めました。実際、注文したマンゴーのサラダやチャーハンは美味しかったのですが、何とも、落ち着かないランチになってしまいました。

最後に支払いをして、席を立とうとしたら、ニ人の女の子が名刺を持って僕のところへ来た。 ニ人共、スレンダーな美人で、どう見ても高校生位・・・ 正直、『今からどう ? 私達を買わない ? 』 って言う事なんだろうけど、そんな事には興味がない僕は、急ぎ足でこの店を後にしました・・・

売る方も売る方だけど、一番の問題は女の子達を買うハゲオヤジの方だと思う・・・ ちょっと凹んだランチタイムになってしまいましたね〜 (苦笑) 。


実際、ここ数年、パーツの製作で 『ホーチミン』 を訪れるようになってから、女の子をお金で買う、いわゆる売春目的で来ている最低な日本人をよく目にするようになりました。それはところかまわず、ホテルのロビーで、街のカフェで、レストランで・・・

これらは、決まって年配のおっさんで、どう見ても、日本では女性に相手にされないような、キモい、イヤイヤ汚い感じのヤツばかりです。こんなヤツは現地の売春ブローカーとトラブルになって、殺されてしまえばイイのにって、マジで思ってしまいます。頼むから死んでくれ ! ! 日本の恥だ ! !


     3日目の晩ご飯です。
お昼ご飯で少々イヤな思いをしたので、夜は外出せず、ホテルでおとなしくしておく事にしました。 と、言う訳で、晩ご飯はルームサービスにしました。外に出るのが “おっくう” な時は、このテに限りますね。
1. 2.オニオン グラタン スープです。チーズがタップリ入っていて、甘くて美味しかった〜
3. またまた定番と言えば定番ですが、新鮮な野菜サラダと揚げ春巻きも注文してみました。
4. ご飯も食べたかったので、チャーハンも注文したのですが、何故か ? フランスパンも一緒にお皿に乗って来ました (笑) 。まぁ、美味しかったので、良しとしましょう・・・


さて、色々とあった3日目ですが、明日はいよいよ最終日・・・ 気を取り直して、今回、一番行って見たかった、『カイベーの水上マーケット』 へと足を運ぶ事にしました。

              つづく→

『クチ』 の見学中、前回同様、途中で 『タピオカ』 と 『熱いベトナム茶』 を頂く事が出来ました。

これらを頂く場所として、なかなかイイ雰囲気の建物が、森の中に新しく建築されており、ちょっとビックリしました。

民俗衣装の 『アオザイ』 を着たスタッフの女の子を頻繁に見るのですが、この 『アオザイ』 ・・・ もの凄く透けているんですよ〜  Tバックが丸見えで、男としては、ついつい目が行ってしまいますよね (苦笑) 。リピーターを狙っての作戦か ? ? (笑) 。



こちらの写真は 『クチ』 から 『ホーチミン』 市内へと戻る際、車の中から撮影したヒトコマです。

日本ではなかなか見る事のないカウントダウン式の信号機が設置してありました。

エキサイティングな運転の方が多い 『ホーチミン』 において、いつ青になるか分からない信号機を設置するより、後、どの位で青に変わるかと言う事を示す、カウントダウン式の信号機の方が正解と言えますね。




ランチの後は、色々な意味で “口直し” がしたかったので、今日もカフェに行き、 『チェー』 でブレイク (笑) 。

お昼ご飯の際、色んな意味で緊張していたので、『チェー』 が一入甘く感じました・・・





『ホーチミン』 市内で、偶然にも 『VESPA (左) 』 と 『SYM (右) 』 が並んで置いてある光景に遭遇する事が出来ました。

フェンダーのデザイン、ハンドル角、シートの形状等、こうして並べて見ると、非常によく似ていますね。さすが、知的財産権の観念が低い台湾 (中国) らしい、“美味しいトコ取り” なヤリ口ですね (苦笑) 。

ちなみにこの会社 (SYM)、どのスクーターを見ても、他社のパクリにしか見えなかったりします。WEBカタログを確認したところ、ドラッグスター風、プジョー風、ビーノ風etc.. と、これでもか ! って言う程、パクリのオンパレード・・・ 怒りを通り越して、もう笑って見るしかなかったですね ・・・




相変わらず、街中では天秤を担いだ売り子さんを多く目にします。急速に発展する街の景色の中で、“ほっ” とする光景ではありますが、いつまで、この姿を見る事が出来るものか・・・ 

市場経済を受け入れた今、『ホーチミン』 は急速に発展しています。それと同時に貧富の差が広がる二極化が顕著になって来ているようです。どこも同じような問題を抱えているんですね・・・