『岡村島』 へ行くまでには、ご覧のような、大きな橋を三つ、連続で渡る訳ですが、海峡を挟んで眺める、その雄大な姿は、とっても魅力的です。

特に、瀬戸内の “小島と小島” に橋を架けている姿は、僕のような “島好き”、“橋好き”、“写真好き” には、たまらないスポットと言えます。

この姿を見たら、誰でも、この橋を渡って、先に行って見たいと思うのでは ? ないでしょうか・・・
皆さんはどうですか?



“二つ目の橋”『中の瀬戸大橋』です。
『平羅島』 と 『中の島』 を繋ぐ橋で、こちらは1999年に開通した、橋長251m、アーチ支間193mの橋です。

ご覧頂ければ、お分かりになるかと思いますが、橋の中のワイヤーケーブルーが “X字” で構成されていますね。

これは、『ニールセンローゼ橋』 と言うデザインで、僕的には、アーチ橋の中では、一番好きなワイヤーのフォーメーションだったりします。
ちなみに、ここはまだ、『呉市』 です!!






『観音崎』です。
この一帯は 『国立公園』 に指定されていて、大変に美しい景観を臨む事が出来ます。

ここには海浜公園もあり、海もキレイなので、ビキニの撮影をしようと思ったのですが、7月末のハイシーズンだった為、浜は結構な賑わい・・・

こんなトコでカメラを持って、ウロウロする勇気もないので、“そそくさ” と退散しました (苦笑)。


こちらの写真も 『姫子島神社』 の様子です。

神社好きの僕としては、 『鈴』 や 『賽銭箱』 を見ただけで、嬉しくなってしまいます。やっぱ “宮大工の仕事は、男の仕事だぜ〜” って、マジで思ってしまいます。

ちなみに、ここには、村人のお伊勢参りを描いた絵馬が2点残されているそうです。どちらも明治初年の参詣だそうでが、その時の様子を記したモノを、明治7年に、絵馬として、この 『姫子島神社』 に奉納したそうです。

当時、最大のイベント事と言えば、やはり、 『お伊勢参り』 だったんでしょうね。

前、この 『VESPAに乗って島に行こう!!』 のコーナーでご紹介した 『大崎下島』 へ行く途中での事、大きな橋に遭遇しました。

簡単に説明すると、真っ直ぐ行くと 『大崎上島』、左に行くと、この大きな橋がある訳ですが、海峡を挟んで道なりに進んで行くと、大きな橋が連続して三つも出て来る為、その雄大な姿に、思わず、『大崎下島』 に行くのを止めて、左にハンドルを切り、この大きな橋の方へと行ってしまいそうになりました(笑)。

実際、この時、橋の向こうには、何て名前の島があるのかさえ、知らなかったのですが、『大崎下島』 からの帰り、少し立ち寄ってみたところ、『岡村島』 と言う、漁業とみかんの小さな島だという事が分かったのですが、その時は時間もなく、島の入り口付近で、Uタ−ンして帰路についた次第です・・・

まさに、“後ろ髪を引かれる思ひ” とはこの事で、僕の心の中で、『機会があれば、絶対にVESPAに乗って、風を切りながら、この “岡村島” をツーリングしたい・・・』、そんな風に思っていました。

で、ようやく、条件が揃い、今回、モデルさんにも来て頂き、抜けるような夏空の下、思う存分 『岡村島』 を満喫したと言う訳です。

今回の相棒は、夏空の島に良く似合う 『VSHカスタムのイエロースペシャル50S』 です。勿論、それに華を添えてくれるのは、素敵なビキニのモデルさんです!!
さあ、今回は、『夏空』、『イエローVESPA』、『ビキニのモデルさん』、そして 『岡村島』 を、十分、お楽しみ下さい (笑)。

『上の写真』
今回も 『岡村島』 で、『ビキニモデル & VESPA』 の撮影を慣行しました!! 今回のテーマは、『農家の若奥さん』 です(笑)。
『クワ』 と 『もんぺ』 と 『ビキニ』 と 『VESPA』 が最高にミスマッチで、素敵ですよ!!
興味のある方はこちらをクリック!

『下の写真』
今回の相棒は、『岡村島』 の撮影用に、わざわざ製作した、『VSHカスタムのイエロー50S』 です。随所にこだわりを入れた、オタク系満載 ? の1台です!!
勿論、このイカしたイエローのVESPAも当店の販売車両です。興味のある方は、こちらをクリック!

さて、ここで少々、今回訪れた 『岡村島』 の事をご紹介しますね。
元々、ここの正式名称は、1890年 (明治23年) に 『岡村島』 と 『大下村』 の合併により出来た、『越智郡関前村』 と言う地名だったのですが、皆さんの記憶にも新しい、平成の大合併により、2005年 (平成17年) 1月16日から、『愛媛県』 の 『今治市』 になってしまいました。
とは言え、『越智郡』 が消滅した訳ではなく、今、現在も、『越智郡』 は存在しています。

余談ですが、広島県では、2003年以降、完全に消滅してしまった郡が、10個もあるので、ちょっと切ないですね・・・


VSHのある 『呉市』 と 今回訪れた 『岡村島』 の位置関係です。フェリーを使ったり、何個も橋を超えたりと、VESPAで行くには、ちょっとした “大冒険” だったりします (笑) 。

ところで、『岡村島』 は、海岸線の線長が、僅か “11.1Km” の小さな島ですが、なかなか見所も多い為、フェリーで本土へ戻る時間を考慮していたら、タイムテーブル上、そんなにゆっくりと見ても周れないと言うのが、本当のトコなのです。

で、色々と検討した結果、『観音崎』、『ナガタニ展望台』、『姫子島神社』、『正月鼻古墳公園』、の順番に見て行き、その合間に 『ビキニ撮影』 を “決行” すると言う、“結構”、大変な1日になりました (笑) 。

『姫子島神社』 です。
村の中心に位置する神社で、とっても荘厳な感じがします。でも、境内の敷地に、島の人が、沢山、車を駐車しているのは、ご愛嬌 (笑) 。
きっと島の人達は、神様と近い位置にいるのでしょう・・・

ここでは、毎年9月に 『例大祭』 が行われる他、2月には 『弓祈祷』 と言う、お祭り (儀式) が行われるそうです。

この 『弓祈祷』 って、“ いったいどんな事かな〜? ” って、調べてたみたところ、内容はかなりビンテージなモノで、まず、神官が東西南北の天地に向かい矢を射る動作をして、悪魔祓いをするそうです。
その後、約15m (昔で言うトコの8間) 先の、『鬼』 と書かれた、マトに第一矢を放ちます。で、間髪入れず、6名ずつに分かれた居手の衆、二組が、(射太郎 & 大関組) が古式にのっとって、交互に矢を射放つとの事・・・

う〜ん・・・この祭は一度見てみたいモノですね。
でも、マトは 『鬼』 じゃなく、『政治家』 とかにした方が、ご利益がありそうですね。今の時代・・・ (苦笑) 。

さて、今回のツーリングは時間がありません(笑)・・・
神社の撮影もソコソコに、次は、瀬戸内を一望出来る、『ナガタニ展望台』 へと続きますよ。

つづく→

“最初の橋”『平羅(へいら)橋』 です。

1996年に開通した “PC斜張橋” です。三つ架かっている橋の中で、この平羅橋だけが、唯一 “PC斜張橋” です。
やはり、このデザインの橋は、とっても美しいですね。

橋長 98.5m、
最大橋間長 97.9m・・・

『安芸灘オレンジライン』 では、5号橋に位置します。

“三つ目の橋”『岡村大橋』です。
(*橋を渡り、岡村島側から撮影)
『中の島』 と 『岡村島』 を繋ぐ、こちらも 『ニールセンローゼ橋』 の橋です。

全長228m、最大橋間長184mの橋で、こちらの方は 『中の島大橋』 より、一足早く、1996年に開通しました。

橋の周辺はキレイに整備されており、何とも、南国チックな花がお出迎え (微笑) ・・・ 勿論、橋からの景観も最高です!!

ちなみに、この橋を渡ると、『愛媛県・今治市・岡村島』 になります。と、言う事は、我が 『呉市』 は、『今治市』 とも隣接してるって事ですね。



『岡村島』 を走行中、自生している、大きな木に遭遇・・・

とっても南国チック(笑)で、こう言った光景は、島ツーリングの醍醐味ではありますが、この大きな木、ガードレールからハミ出していますよ・・・(笑)。

『姫子島神社』 の敷地内には、大きな木が立ち並びます。

夏の木漏れ日も心地よく、さすが、“歴史のある神社” ・・・ と思いきや、境内には、これといった建立の経緯を示した案内看板もなく、市役所関連のサイトを検索して、『関前支所』 までたどり着いたケド、『例大祭』 の事ばかりで、歴史的な事には、何ひとつ、ふれられていなかった・・・

色々と知りたいのは山々ですが、この神社、あまり人気がないか ? (苦笑)・・・
誰一人として、詳しく扱っていないのが、残念なところです。

次に訪れる機会があれば、もう少し、詳しく調べてみたいと思います。