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これが今回利用したカーフェリーです。 『大崎上島』 の 『大西港』
まで所要時間は約30分強・・・ 『P200XE』 + 大人一人の往復料金は1,500円弱です。但し、乗り物
(車やバイク)
は往復チケットの販売が無いので、その都度フェリー乗り場での購入を余儀なくされます。時間のゆとりが無い場合は少々あせります・・・ | |
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『大西港』
に到着する寸前にフェリーから大きな橋が見えました。 『長島大橋』
と言うそうです。 ガイドブックも何も無いので、とりあえず、島に到着したらこの橋から見に行く事にしました。 ちなみに島の玄関口
『大西港』 には地図やガイドブックがあるかと思いきや、こちらはもっと酷い!
フェリー乗り場自体が発着時以外は閉まっている上、待合室には何もない・・・しかも、ベンチにはホームレスのような
(本物ではないと思う、島の猟師か??)
おっさんが三人も酔っ払って寝ていた・・・ 僕は最初から思った、『来るんじゃなかった、こんな島・・・』。 | |
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こちらの写真は、『長島大橋 』
から見下ろした海の景色です。文句なしに絶景です。海に映る橋の影がこれまた憎いくらいに美しい・・・この日一番のローケーションと言っても過言ではありません。本当にこの景色は超オススメです!
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『長島大橋』 を渡ったトコに 『マリンパークおおさき』
と言う施設がありました。 そう言えば、予めネットで 『大崎上島』
を検索した際、『新鮮市場』、てなキャッチコピーで、この施設の事が島の観光ガイドに出ていたような記憶が・・・ でも、実際に来て見ると閉まっていました。僕はこの時点で
『大崎上島』 の楽しみ方を発見しました。都会に無い癒し空間を期待するのではなく 『何じゃコレ?』
的なツッコミどころを探した方が腹が立たないのでは・・・ せっかく、島に 『ストレス発散ツーリング』
に来ているのに、このままじゃ、『ストレス蓄積ツーリング』 になってしまいます。 ちなみに後でこの
『マリンパークおおさき』
を再度調べてみたら、現在は閉鎖中との事・・・ みなさんもツーリング前にはよく調べておきましょうね・・・ て、言うか閉鎖中の施設の名前をウェブ上に記載すんなよ!
無責任にもほどがある!
これじゃ、VSHと変わりないぞ(笑)。 | |
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最近は
『一億総ストレス時代』・・・ 医師や会社経営者等の社会的に責任のあるポストの方が、過度なストレスで体調を崩す事は容易に見当が付きますが、コンビニのレジ打ちや道路で旗を振っている、いわゆる単純労働者層の人間までが、ストレスから鬱(ウツ)になる時代。五体満足なら誰にでも出来る簡単な仕事しかしない、単純労働の雇われ人間が、どうして鬱になるのか?
理解に苦しむトコですが、今はそういう時代なんでしょうね・・・
もっとよく分からないのが、フリーターやニート君達がネットで自殺者を募って、一緒に山に行って練炭を炊いて、一酸化炭素中毒で、足並みを揃えて三途の川を渡ると言う愚考が結構ブレイクしていると言う事・・・
世の中どんな事があっても価値の無い人間なんていない思うので、どうして自分の生きる価値や意味を見い出す前に練炭炊くかな〜・・・と簡単に自殺する行動を残念に思います。世の中生きたくても、病気や不慮の事故で生きる事が出来ない人が沢山いるのに・・・そんな人達と自殺する無責任な奴らの命がトレード出来ないモノかな・・・と思うのは僕だけでは無いハズ・・・ でも日本は民主国家・・・勝手に死ぬ自由も保障されているんでしょうね(苦笑)
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『大崎上島』 への陸の玄関口
『安芸津港』 です。 江戸時代の土蔵のような建屋です(笑)。 この 『安芸津港』
は僕の住んでいる呉市から東方面に車で走る事、約1時間程で到着します。
さて、今回の目的地 『大崎上島』 ですが、正式には
『大崎上島町』 と言い、『大崎町』、『東野町』、『木の江町』
が平成の大合併で一緒になったモノ・・・広島県の合併重点支援地域に指定されたトコで、何と広島県の 『平成新設合併第一号』 がこの
『大崎上島』 だったりします。この事を聞いただけでも、とっても素敵な牧歌的チックなイメージがしますが・・・ ちなみにこの
『安芸津港』 で 『大崎上島の地図や観光マップはないですか?』
と尋ねると、『以前はあったが、何分観光の島ではないので、今はここ(安芸津港)には常備していません。』
との事・・・ 島に行く前からがっかり感が一杯になりました。 |
聞いたところによると日本の自殺者は1998年に30,000人を突破!! 現在も順調?
に右肩上がりで、2004年度には32,325人もの自殺者を出しているとの事・・・この膨大な数はG8の中ではロシアに次いで2位。 言い方を変えれば超先進国の中では我が日本は自殺者NO-1の国と言う事になります。 自殺にビルボードチャートがあれば、常に1位!
そのうち、ギネスビールを飲みながら読む有名な本に記載される事間違いなしです。
実際、この自殺者の数を単純に考えて見ると、毎日100人程度の人がビルから飛び降りたり、電車にダイブしたり、ガス給湯器を安全なメーカー品からパロマのPH
(パーフェクトヘブシリーズ) に取り替えている計算になります。
こうなると、前記に自殺した人は無責任だ!
と書きましたが、この数を見て再考した場合、一概に死んだ人間を責める前に、毎日100人程度の人が三途の川を渡らなきゃイケない我が国日本は、異常な国としか言いようが無いです・・・そう考えると、少々凹んでしまいますね。
おっとっと・・・
『ストレス社会(時代)』
と言うネタから、多少脱線してネガティブな話題になりましたが、『ストレス社会』と言うキーワードからポジティブに本来の話題に展開してみるとしましょう。 単純に言いますと
『ストレス社会』 → 『逃げ出す』 → 『田舎暮らし』 → 『島生活』
となる訳です。 (単純過ぎますね・笑)
最近ではTVや雑誌等で 『田舎暮らし』
の特集を本当によく目にしますね。団塊の世代のセカンドライフをアテ込んだ、少々ゴージャスな物から、僕ら世代の30代〜40代を率先して誘致して、『10年村に住んでくれたら、家をあげるよ』
系の、田舎の自治体まで多種多様・・・
僕の住んでいる広島のローカルTVもご他聞にもれず『田舎暮らし』系の特集をよく放映しています。 その中
(TVの特集) で見たのが今回の 『大崎上島』 になる訳です。 『ストレスから逃げ出して、あなたも島移住を』
・・・てなキャッチコピーを見ると、正直行って見たくなるのが人情です(笑)。 と、言う訳で前置きが長くなりましたが、行っ来ました
『大崎上島』! 相棒は 『P200XE』 です。
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今回の相棒 『P200XE』
です。結構古いシリーズで、一部ツウの間では本国物よりエンジンの質が良いとの意見も・・・こればかりは固体により、ケースバイケースですが、確かにパワフルで壊れる事は少ないです。この日も一日で120キロ程度走行しましたが、快適そのモノでした。 |
つづく→
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フェリーの中はまずまずキレイです。 何よりも嬉しいのが、常識なくどこでもタバコを吸うバカの為に
『喫煙コーナー』
か隔離されている事・・・ 僕はタバコが大嫌い。こんなせまいフェリーの中でタバコを吸われたら生き地獄だ!
余談ですが、頭が悪そうな奴が平然とくわえタバコで歩いているけど、不思議な事に若ハゲが多い・・・みなさんも街で見る非常識な歩きタバコ族をよくチェックして見て下さい。ハゲで油っぽいヤツが多いのに驚きますよ。 | |
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こちらはその 『長島大橋』
での一枚・・・ 何もない、ただ景色がキレイなだけ。 本来それが目的なんだけど・・・ローカルTVではもの凄い
『癒し島』
のような紹介をしていた為、それを信じてツーリングに来た僕は、少々何か物足りないと言うのが本音です。
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せっかくなので、『長島大橋』
の事も少々ご紹介しましょう。 この橋は、『大崎上島』 とその横の小さな 『長島』
を結ぶ全長402メートルの橋です。ちなみに歩道と呼べる物はないのですが、橋の端 (シャレじゃないですよ)
をおば〜ちゃんがボチボチと歩いているのにはビックリ!
それもそのハズ、車が通る事は皆無・・・超スローな時間が流れます。 | |
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こちらの写真は、その閉鎖した 『マリンパークおおさき』
での一枚・・・ だだっ広い駐車場にVESPAが一台だけ・・・抜けるような青空の下、悪い気分はしないですが、向こう側に見える煙突が景観をモノ凄く損ねるので、少し残念・・・ この煙突は、丘の向こうにある
『大崎発電所』
の煙突です。 中途半端に田舎、中途半端に開発、中途半端な景気・・・正直、もうどうでもイイやモードにシフトしてしまいます。『安芸津港』
のフェリー乗り場で、『観光の島じゃないよ』って言われた事が少し理解出来て来ました。 ん〜・・・TVで見た内容と少々異なるので、困惑してしまいます。 | |
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