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長い間、『大芝島』
にとって橋は悲願だったそうです。聞くところによると、この橋が完成した1997年までの陸との交通手段は、1日僅か5便だけの渡船だったとの事・・・ しかも最終便が午後5時20分だった為、これじゃ、残業は勿論、定時で退社しても帰宅が出来ません。そんな訳なので、この島から通勤
(通学)
をする場合、自家用の船が必要だったそうですよ。自家用の船で通勤とは、セレブ感あふれますね。
ちなみにこの
『大芝大橋』 が出来た1997年をブリットポップで検証してみた場合、『OASIS』 の3枚目のアルバム 『BE HERE
NOW』
がリリースされた年・・・そう考えると、ホント、つい最近の事ですね。
そんなつい最近まで、僕の住んでいる『呉市』
から、わずか一時間あまりの場所に、陸の孤島 (悪い意味で取らないで下さい)
があったとは驚きです。
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島の道は本当に狭く、オマケに? ガードレールもありません。 『VESPA』
のハンドルさばきを誤ると、『QUADROPHENIA』
になってしまいます(笑)。
迫力満点ですが、自然を体感すると言う点では、こちらの方が正解です。この 『大芝島』
は周囲が僅か5,8Kmしかありません。 『VESPA』 でトコトコと走っても数分 (体感)
足らずです。速く走るともったいないので、のんびりと景色を眺めながら行くのがオススメです。
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こちらの写真も島の狭い道から撮影した海の様子です。
目まぐるしく変わる入り江の様子や、近くに色々と点在する島を眺めながらの走行は、とても気持ちの良いモノです。
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『離合困難』・・・あえて説明してくれている親切な看板です。 海なりの道は本当に狭く、とても迫力あるモノですが、僕の行った日曜日には、釣り人が多く、何台かの車ともすれ違いましたよ。
でも残念な事に防波堤部分に空き缶やゴミを投げ捨ててある光景を多く見ました。未だにこんな事をする釣り人が後を絶たちません。この辺りに来る釣り人のマナーは劣悪そのモノとの事です。
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こちらの写真は島の丘の上から見た光景です。
すぐ先にチョコンと見える島は、『小芝島』
と言うそうです。本島 + 衛星島 (笑) よくあるパターンですが、『大芝島』 に対して、『小芝島』
とは非常に分かり易いネーミングです。NICEですね!
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何年か前になりますが、『坂口憲二』 さんが出演されたコマーシャルのロケ地にもなった事でも有名な
『大芝島』。名前を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
最近、特に僕はこの島がお気に入り!
このホームページの他のコーナーに記載しております、モッズ号+モデルさんの撮影のロケ地としても使わせて頂きました。瀬戸内の島はどこも美しく、景勝地としては、大きなハズレが無いのですが、その中でも、この
『大芝島』 は、橋がキレイ、海がキレイ、空がキレイ、そしてコマーシャルのロケ地にもなった古い木造校舎アリと、(この次のページにて記載)
もうオイシイところ満載!
面積は約1.70km2、人口は僅か200人足らずの小さな島ですが、大きな感動がある事間違いナシですよ。
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『上の写真』 あまりにもこの島が素敵、それに島の古い小学校も素敵・・・てな訳で、僕はここで超モッズなロケを慣行しました。和洋折衷、温故知新(笑)! 興味のある方はこちらをクリック!
『下の写真』 『大芝島』 への玄関口 『大芝大橋』
です。1997年10月22に完成したピッカピカの斜張橋 (二面ハープ形状) です。橋の長さは約470メートルで、そのうち何と!
410メートルをも占めるコンクリートの斜張橋部分は、施工当時、国内では6番目の規模だったとの事・・・ しかしながら幅員が5メートルの為、大きな車は離合不能です。また、アーチのトップから海面までは約75メートルもあります。立地条件などを考慮して施工されたのでしょう。スリムで背の高い、非常に美しい外観をしております。勿論、無料です。念の為・・・
| ところで、この 『大芝島』 のある 『安芸津町』 も平成の大合併地区のひとつです。元来、ここは
『豊田郡・安芸津町』 だったのですが、隣接の 『賀茂郡 黒瀬』 『河内』 『豊栄』 『福富』 等と一緒に 『東広島市』
に吸収され、『豊田郡・安芸津町』 と言う名称は、2005年2月7日に消滅しました。現在は 『東広島市 安芸津町』
になっています。
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VSHのある 『呉市』 と 『大芝島』 のある
『安芸津町』 の位置関係です。車ですと、185号線を一時間程度東に走ると、右手方向に 『大芝大橋』
が見えて来ます。
| またまた余談ですが、『安芸津』 の名前の由来は 『安芸の国の良い津 (港) 』
と言う意味が込められているそうです。イイ名前ですね。
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島で遭遇した看板 『イナブア』
超COOL ! (笑) 他に説明の余地が無いと言うのが本音です。僕は好きですよ!
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さて、この美しくい島では2000年より、毎週、土曜 & 日曜の朝7時〜正午まで、40戸以上の農家さんが特産品を持ち寄り販売する、その名も
『大芝朝市』 というモノが開催されています。
何よりも安心なのは、販売品には、生産者の名前や電話番号が記載され、購入者は安心も一緒に買えると言うところ・・・コレは大変に有難いですね! 危険な牛肉を平気で日本人に食わそうとする、どこぞのポルノと戦争好きなお国の、頭のキレる黒人女史に、是非見せて上げたいモノです。
そうそう、書き忘れるトコでした、この
『大芝朝市』 の開催場所は、先にも少しふれましたが、コマーシャルの撮影でも使用された 素敵な木造校舎の 『大芝小学校』
です。この次のページで、詳しくご紹介しております。是非、ご覧下さい!
つづく→
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島の定番? 細い道 + 海の見える場所です。僕が行った日、防波堤が低いのか?
潮が高かったのか? 海が目の前にド〜ンと迫ってくる大迫力のロケーションでした。
邪魔なモノが周りに無い為、このような迫力ある景観になったのかも?
しれませんね。
余談ですが、島に橋がかかり、その為に、(橋を利用して) 島の人口が減少する事を
『ストロー現象』
と言います。これは、過疎に悩むどの島でも大きな問題なのですが、その反対に、橋がかかったばっかりに、景観を楽しむとか、釣りを楽しむとか、様々な理由で街から不特定多数の人が
(ご他聞にもれず、僕もその一人ですが・・・) 島に訪れるそうです。
しかし、ここで問題発生!
コンビニ弁当とかを島に持ち込むのは自由です。勿論、用が済んだら、自分で持って帰るのが人間としてのマナーだと思いますが、平気で島に捨てて帰るバカが多く、このサル以下の愚考が、大きな問題になりつつあるそうです。こんなキレイは島に平気でゴミを捨てるとは・・・情けない話です。
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海の横の一段下がった場所で、おば〜ちゃんが畑仕事をされていました。 この
『大芝島』 がある 『安芸津地区』 は 『ビワ』 の生産地として、大変に有名な場所です。『安芸津ビワ』
のネーミングを聞いた事がある方も多いと思います。
何でも、『中国地方』 のビワの70%を、この 『安芸津地区』
がデリバリーしているとの事、さらにその内の殆どを、この 『大芝島』
がデリっているとの事・・・単純計算、広島県内の半分のビワは 『大芝島産』
と言う事になります。スゲェ〜!
ちなみに 『安芸津』 のビワの歴史は非常に古く、『三浦忠造』
って言うヤリ手さんが、1905年 (明治38年)
に長崎から苗木を持ち帰ったのが始まりだそうですよ。 ん〜・・・待てよ、じゃ、『長崎』
の方がビワの歴史が古いって事か・・・
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島写真の定番?
奥まった道から海へ向けてのショットです。
狭い島ですから、山と海岸が交互に出て来る楽しいモノです。・・・と言うより、海岸から切り立って、そのまま山になっている景観も多く、なかなか魅力的なロケーションです。
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