『高烏 (たかがらす) 台』 のすぐ下には、『第二次世界大戦』 中の 『史跡』 が残ります。この重厚な石造りの建造物は 『兵舎跡』 です。

戦争中は活気があったモノと思われますが、今は昔・・・
来る人もなく、あたりは静寂そのモノです。



『高烏 (たかがらす) 台』 には、広い駐車スペースがありますが、平日はご覧のとおりのガラガラ状態。
さしづめ 『烏 (からす) 』ではなく 『閑古鳥 (かんこどり) 』・・・

車の代わりに、愛想の良いネコちゃんが、2匹ばかし、『停車』 ならず 『停猫』 していました (笑) 。

ちなみにこの辺りに、当時は 『28cm榴弾砲2門用』 の 『砲座が3箇所』 設置されていたそうです。





素晴らしい一枚です。
扇の場所が非常に美しいと思います (笑)。



『第二次世界大戦』 当時の文字が、かすかながら残っております。
ここは当時 『火薬庫』 として使用されていた場所です。

ちなみにここにあった 『火薬庫』 は 『昭和42年 (1967年) 』 に呉市の 『入船山記念館』 に移設され、一号館として利用されております。

『呉市』 にお越しの際は、歴史資料満載の 『入船山記念館』 には、是非お立ち寄り頂きたいと思います。



『音戸の瀬戸』 と言う名前は聞いた事がある方も多いと思います。では、『高烏 (たかがらす) 台』 と言う名前は聞いた事がありますか?

恐らく、初めて耳にされる方も多いのではないでしょうか ?
この 『高烏台』 と言う場所は、『音戸の瀬戸』 を一望出来る 『音戸の瀬戸公園』 内の頂上にあり、『第二次世界大戦中』 には砲台が据付られ、広島湾の防衛ラインとして活躍した場所です。
勿論、それらは、敗戦と同時に程なく解体され、その後は前出の 『音戸の瀬戸公園』 として整備され、現在に至っています。

今回はこの史跡に 『180SS』 を持ち込み、『ビキニの撮影』 を慣行しました。

『史跡』 『VESPA』 『ビキニ』 のコラボ撮影・・・ このパーターンは、僕が最も得意とするシチュエーションだったりします。

今回のモデルは仲良しの 『Oちゃん』 。『フリクリ・レプリカ』 の 『180SS』 に合わせて、同系色の刺激的な 『Tバックビキニ』 を披露してくれました。何と、本業は 『歯科衛生士』 さん。こんな彼女のいる歯医者に行きたい ! と、思いませんか ? (笑) 。

『180SS & ビキニ』 に興味のある方は
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さて、今回の撮影は、とってもスピーディーに行いました。と、言うのも、いかに平日の夕暮れ時とは言え、通る車も多く、こんな場所で 『Tバック・ビキニ』 の撮影をしているのを見られるのは、やはり恥ずかしい・・・

ですが、いざ、撮影となると、不思議ですね、そんな事は忘れてしまい、面白い構図を考え、どんどんシャッターを切って行きました。
そのうち、エスカレートしてしまい、最初は人目に付きにくい、『兵舎跡』 の 『壁の中』 だけで撮影をしていたモノの、気が付けば、どこからでも見えてしまう 『平清盛』 の 『像』 の前で撮影をしていました (苦笑) 。
毎回こんな感じです・・・ 反省・・・

『平清盛・日招像』です。
『音戸の瀬戸』 の 『開削800年』 を記念して 『昭和42年 (1967年) 』 の年7月に建てられた、『平清盛』 の 『像』 です。

この地には古くから 『平清盛』 が 『音戸の瀬戸』 を開削する時に、水平線に沈む夕日を扇で 『招き返し』 、『たった1日で工事』 を完成したと言う、マユツバ物の伝説が残っております。

その 『ヨタ話』 が、脈々と受け継がれ、現在に継承されております。なので、この 『像』 も伝説に習い、日没の方向に扇を向けて立っている次第です。

さて、いかがでしたでしょう ? 『フリクリ・レプリカ』 の 『180SS』を 『史跡』 に持ち込んだ、『ちょっとエロい』 この構図。

あくまでも 『アートを追求』 して、これからも、どんどん、色んな場所で撮影をして行きたいと思います。ご期待下さい。

『フリクリ・レプリカ』 の 『180SS』 です。
広島市内の方によるオーダーで製作した、『VSH』 の 『フル・カスタムVESPA』 です。

本物のスペック同様エンジンは 『200cc』 を搭載、ウインカーまでも装着した、カユイ所に手が届く、最高の一台です。
次のページで詳しく紹介しております。
是非、ご覧下さい。
(もうビキニは出てきませんよ・笑)

 

つづく→

『兵舎跡』 の前方には美しい 『音戸の瀬戸』 が広がります。

ベンチが置いてあり、休息する事も出来ます。『Tバックのビキニ』 で眺める海の景色は格別です (笑) 。





『高烏 (たかがらす) 台』 頂上の 『駐車場』 を真っ直ぐ海の方へ行くと、ほどなく視界が開け、『音戸大橋』 が見える場所に出ます。

また、左手方向 (この写真で見た場合) には、『第二世界大戦中』 当時の 『観測所の跡』 があります。勿論、出入り不可です。

その上には一段高い場所があり、『平清盛』 像があります。
簡単に言えば、『観測所の跡』 の上に、『平清盛』の像が乗っかっているような形になります。行かれた方は、注意して見て下さい。




『平清盛』 の像の前は、絶好の 『サンセット・ビュー』 です。
とは言え、この日は曇り空・・・

ダークな空模様に、不思議とイエローのビキニがマッチしたりしますね。





『高烏 (たかがらす) 台』 には展望台もあります。晴れた日には遠くの島々を見渡す事が出来ます。

昼間は景観もよく、楽しく過ごせますが、夜には全く灯りがなく、結構怖い場所です。以前、若かりし頃、20人位を集めて、ここで 『深夜の肝だめし』 をやった事があります。

僕自身、本当は、怖い系がダメなので、あまりのこの周辺の暗さに、『肝だめし』 を開催した事を後悔したほどです (苦笑) 。