朝5時半頃から、順番に友達をひろって行き 『山陽自動車道』 『五日市インターチェンジ』 から 『中国自動車道』 を経由後、 『山口県』 の 『美祢インターチェンジ』 で下りて、一路 『435号線』 を海に向けて走って行きます。高速道路を使ってアクセスしても、片道4時間の結構な長旅になります。

写真は 『美祢インター』 を下りてから、海まで続く 『国道435号線』 の様子です。超が付く程の牧歌的な景色です。

途中で 『特牛』 と言う地名の街に入りましたが、この 『特牛』 何て読むと思いますか ? 答えは 『こっとい』 です。『とくぎゅう』 じゃないですよ (笑)。読めましたか ?

ちなみに映画 『四日間の奇蹟』 内で 『伊上畑駅』 と言う名前で登場する、小さな駅は、実はここにある 『特牛駅』 を使用して撮影された物です。興味のある方は、是非、お立ち寄り下さい。




『旧殿居郵便局舎』です。独特の八角形のドームが印象的です。

外壁の色もノスタルジック感あふれる 『ペパーミント・グリーン』 です。建物の雰囲気に非常にマッチしており、細部に渡りセンスの良さが伺えます。

関係のない話ですが、僕は郵政民営化には大賛成です。味気の無いセンスの悪い郵便局 (局員の対応が悪いトコも多い) が多い中、こう言った気の利いた建物がある、街の小さな郵便局には、頑張ってもらいたいと思います。

行った日が日曜日だった為、詳細は分かりませんが、すぐ横に新しい郵便局があったので、現在は使用されていないと思われます。(有形文化財だしね。)

興味があって訪れた方、建物を見た記念に、貯金でもして帰りましょう ! (笑) 。





『角島大橋』 の本土側には 『パーキング』 や 『売店』 もあり、その上、撮影ポイントになる 『展望台』 まであります。なかなかツボをついた 『観光地』 だと言えます。

写真は本土側にある 『角島大橋の碑』 です。『グエル公園』 のような 『タイル』 で構成された素敵なモノです。しかも、海と空をイメージしたのでしょうか ? 全て、ブルーを基調にしてあります。

『VESPAのブルーのミニチュア』 を持って来て大正解 ? (笑) 。


“聞きしに勝る” 美しい 『角島大橋』 を前に、しばし一同 『写メ 写メ、写メ、写メ、写メ、写メ』 ・・・面白い構図になりました。




『角島大橋』 入り口のでの一枚・・・
僕は 『道路標識 + 青空』 の景色が大好きです。『強風のとき この橋は通行止になります』 と書かれた親切な 『標識』 が、僕のような 『標識マニア』 の心をくすぐります。

凡人には分からないだろうな・・・ 『道路標識』 の奥の深さが・・・



日、カフェに来るお客さん達と、以前から行って見たかった 『山口県』 の 『角島 (つのしま) 』 へ遊びに行きました。さすがに 『角島』 までは遠いので、 『VESPAに乗って・・・』 と言う訳には行かず、 『レンタカー』 を10人で割勘にした 『日帰り遠足』 をする事と相成りました・・・

なので、今回は 『番外編』 です。 『VESPAのミニチュア』 しか出て来ません (笑) 。ご了承下さい 。

今回、みんなで訪れた 『山口県』 は 『角島』 の場所をご確認下さい。VSHのある 『呉市』 からはもの凄く遠いです ! 『VESPA』 ですと、日帰りは不可能です(笑) 。

今回、道のりは遠いのですが、そんなに複雑なコースではありません。広島方面からは 『中国自動車道』 の 『美祢インターチェンジ』 を下り、『国道435号線』 を海を目指して走れば、自然と 『角島方面』 の看板が出て来ますので、いたって簡単ではあります。

途中、『殿居 (とのい)』 と言う地区を通過中、古い 『洋風建築物』 に遭遇 ! 一緒に行っている皆さんには申し訳ないのですが、車を停めて、撮影する事にしました。
ただ、僕以外の方は興味が無いようで、誰も車からは降りて来ません。それもそのハズ、僕以外は全員20代・・・古い建物には用が無いか・・・(半泣き) 。

ちなみにこの 『殿居』 と言う地名の由来は 『毛利元就』 の孫 『毛利フランシスコ元鎮公』 が、28歳〜82歳まで住んでいたからだそうです。殿の居があるから 『殿居』 ・・・いい呼び名ですね。

『旧殿居郵便局舎』
もの凄く “ダンモ” な洋風建築物です !

この建物は 『大正12年 (1923年) 3月 』 に完成した 『旧殿居郵便局舎』 になります。『旧』 と付く訳ですから、現在は使用されていないようです。

『昭和43年 (1968年) 』 に手狭になった為、リフォームされ、アーチ玄関を取り除いたり、間切りを改良したりしたそうですが、おおむね、当時の姿を残しているそうです。ご覧のとおり、かなり凝ったモノで 『基礎が花崗岩布石敷』 『外壁は横羽目板張』 『屋根は鉄板葺』 だそうです。さらに 『塔屋は木造』 『腰 & 小壁はモルタル塗』 他は 『横羽目板張』 etc... と、なかなか細部まで、気合の入った 『郵便局』 です。

ちなみに当時、これを建てたのは、地元の大工の棟梁 『山本安一』 さんと言う方だそうです。この建物を施工するにあたり、洋風建築の見学の為、上京までしたそうです。その後、帰村して、その時に培った知識を元に、この 『郵便局』 を建てたそうですが、当時、こんな田舎に、これだけのモノを建てるだけの 『技術』 と 『熱意』、それにセンスを持った大工さんがいたとは驚きです。

現在、このような洋風建築物は殆ど残っておらず、『山口県指定有形文化財』 に指定されているそうです。
『角島』 に行く途中の道で、偶然、遭遇したとはいえ、大変にいい物を見る事出来ました。

さて、『435号線』 をほどなく走行後、無事に 『角島大橋』 へ到着。一同、その美しさにしばし唖然・・・

『こんな場所に住みたいな・・・』 と言う話で盛り上がりました。みんな若いのに、人生に疲れていますね (笑)。

『角島大橋』
2000年 (平成12年) 11月3日に完成した 『全長・1780メートル』 の 『超美しい橋』 です。写真やTVの映像では、何度も見た事がある 『角島大橋』 ですが、実際、本物を見ると大感動です ! 驚く程キレイなエメラルド・グリーンの海に、果てしなく続く海の道は、見る者の心をとらえて離しません。

しかも、これだけ立派な橋なのに、通行料は 『無料』 です。完成当時、離島にかかる 『通行無料の橋』 としては 『日本一』 でしたが、2005年2月8日に 『全長・1960メートル』 の 『沖縄県』 にある 『古宇利大橋』 が完成した為、現在では 『日本二』 と言う事です。いずれにせよ、この景観の美しさで 『通行料が無料』 と言うのは、大変に喜ばしい事です。

ところで、『角島大橋』 で目立った (困った) モノがあります・・・ それは、ブサイクなカップルの 『痛い行動』 です。

こんな事を書くと申し訳ないのですが、縁の無い2人が、ようやく 『コンパ』 か 『出会い系』 で見つけた相手を、運命の出会いと勘違いして、ヒートアップしたのでしょうか ? 常に手をつないで歩き、展望台では他の人が撮影待ちしているのに、2人だけの世界にひたり、全然、避けようとはしません。ここは公の場です。他の観光客の方の事も考えた、大人の行動をしてもらいたいモノです。場所が空くのを待っておられた、年配のご夫婦とかは、困っておられました。

まぁ、こんな 『ブ男にブサイク女』 の 『小汚いカップル』 には、何を言ってもムダですが、常識の無い行動に、見苦しい外見が見事にマッチした、痛い2人でした。

ようやく 『展望台』 が空いたので、女性陣だけで記念撮影をしました。本当にキレイですね。
海が・・・・

さて、『角島大橋』 では、十分に景色を堪能して、思い思いの記念写真 ? を撮り、いよいよ 『角島』 本島へと入る事にしました。

つづく→

レンタカーで朝早くから、東 → 西のルートで、順番に友達ををひろって行った訳ですが、10人もいると、必ず遅れるヤツが出て来ます。

広島市内の 『Sちゃん』 のマンションまで迎えに行ったところ、出て来ない・・・鍵もかかっている為、どうしようもありません。友達が合鍵を持っているので、それで 『開けて入ろうか ? 』 と言う意見も出ましたが、日曜日の朝なので、『男と裸で寝ていたら失礼だ・・・』 と言う意見等も出て、しかたなく、諦めて先を急ぎました。

その後、ほどなく 『Sちゃん』 から電話が入り、『廿日市インターチェンジ』 までタクシーで追っかけて来てもらい、どうにか合流出来た次第です。『なぜ、Sちゃんが遅れたか ? 』 昨日、飲み過ぎて爆睡していたそうです。誰と寝ていたかは ? “ヤブヘビ” です。

この写真はようやく10人が揃ったところで 『ハイ・ポーズ』 。朝から冷や汗モノです (苦笑) 。



この 『旧殿居郵便局舎』 は通り道で偶然、遭遇した為、建物の経緯が全く分からなかったのですが、よく見ると 『案内看板』 が設置してあり、丁寧な説明が記載されていました。

ここで初めて 『山口県指定有形文化財』 と言う事を知り、得した気分になりました。マジで素敵な建物ですので 『国道435号線』 を通る際は、要チェックですよ !





『角島大橋』 の 『架橋』 付近に小さく見える影は何でしょう ? ・・・

答えは 『サーファー』 です。ここの海岸は、驚く程に 『白い砂』 と 『エメラルド・グリーン』 の海が特徴です。『サーファー』 でなくとも、泳ぎたくなると言うのが本音です。

ちなみに、この 『架橋』 は何本あると思いますか ?
答えは 『28本』 です。『トラス橋』 は見慣れていますが、『海に架橋』 がある橋を見た事が無いので、この姿には、本当に感動しました。



本土側から右方向に視線をパーンすると、可愛らしい 『白い灯台』 の姿が・・・
とは言え、この写真は800mm近い望遠レンズで撮影したモノ・・・
ですから、肉眼の場合、よ〜く目を凝らして探して見て下さい。荒波の向こうに凛とした姿を見る事が出来ますよ。





『角島大橋』 の途中には 『パーキングエリア』 のようなスペースがあります。ここでは、美しい 『エメラルド・グリーン』 の海を間近で見る事が出来ます。

但し、車からの乗り降りの際は、事故の無いように、十分に注意して下さい。